Archive for 2月, 2014

  • 【New!】レンタル楽譜「チェコ組曲」作品39 より

    Date: 2014.02.27 | Category: レンタル楽譜紹介 | Response: 0

    ドブリーデン!
    本日の記事は、3月にレンタル開始となる新譜のご紹介です。
    その作品は、こちら!

    チェコ組曲 作品39より
    ★小編成対応
    「チェコ組曲」作品39より II.ポルカ、V.フィナーレ(フリアント)
    A.ドヴォルザーク 作曲/鈴木英史 編曲
    演奏時間 約10分半(通奏時)
    レンタル価格:30,000円(税別) *セット価格


    ※上記リンク先、レンタル価格の表示はお得な2曲同時レンタルの場合です。第2曲と第5曲を別々にレンタルすることも出来ます。

    「チェコ組曲」作品39より II.ポルカ
    「チェコ組曲」作品39より V.フィナーレ(フリアント)



    というわけで、冒頭の「ドブリーデン!」は、チェコ語で「こんにちは!」という挨拶でした。

    コミックからアニメ化・実写ドラマ化・映画化までされ、大ヒットした「のだめカンタービレ」をご存知の方も多いと思いますが、このドヴォルザークの「チェコ組曲」はドラマの音楽としてとても印象的に用いられていました。音を聴けば、「あぁ、あれが!」と思って頂けると思います。

    ドヴォルザークのチェコ組曲は、もともと5つの民族舞曲からなっています。
    I.前奏曲
    II.ポルカ
    III.メヌエット(ソウセツカー)
    IV.ロマンス
    V.フィナーレ(フリアント)

    このような感じですね。

    舞曲について考える時、リズムやテンポから掴んでいくというのは一つの方法だと思います。ポルカは速めの2拍子フリアントは記譜は3拍子ですが、実際には2拍子と3拍子が入り混じった変則的なリズムとなっています。

    また、チェコという国のあるところ、歴史的背景などにも少し目を向けてみましょう。
    チェコは中欧もしくは東欧と呼ばれることもあり、いわゆるヨーロッパのセントラルとは一味違う、土地の文化を色濃く残したところです
    この「ポルカ」「フリアント」についても、セントラルルーツの音楽スタイルではどうも割り切れない、分かりにくいリズムやアクセント、イントネーションに出会うこともあるでしょう。

    もともとが舞曲なので、踊るときのステップと音楽とはとても密接な繋がりがあります。
    「この不思議なリズムは、この舞曲に特有のステップ・動きに由来するもの」と考えて頂くと、演奏者一人一人がよりスムーズに曲を受け入れることが出来るのではないしょうか。
    バレエの経験がある方、バレエに詳しいお知り合いのいる方は、それぞれの舞踊について、少しでも動きやステップが分かるといいですね! 民族衣装などの写真を1~2枚見てみるだけでも、イメージが変わってくると思いますよ。



    少し余談になりますが、チェコという国をイメージする時、どんなことが思い浮かびますか?

    プラハの建築、中世の街並み。
    スメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェクなどの音楽家、
    ミュシャ、クプカなどの美術家、作家のカフカなど、数々の著名な芸術家を生みだしていること。

    スラヴォニックな弦楽器の響きはユニークで素晴らしく、金管楽器も良い楽器、良い奏者に恵まれている。
    ホップの一大産地で、ピルスナービールの本場!
    ボヘミアングラス工芸ビーズ、宝石のガーネット、操り人形のマリオネットなども有名です。

    少しずつ、チェコに関して知っていることや好きなところを増やして、距離を縮めてみましょう。きっと、生きている人の息遣いや存在感を、音楽からも感じられるようになってくると思いますよ♪


    「チェコ組曲」作品39よりII.ポルカ、V.フィナーレ(フリアント)を収録したこちらのCDは、現在予約受付中!!

    CAFUA Selection2014「PN/チェコ組曲」
    CAFUAセレクション2014 吹奏楽コンクール自由曲選 「PN/チェコ組曲」
    演奏:海上自衛隊東京音楽隊
    CACG-0214


    CAFUA web予約限定特典として、オリジナルグッズのプレゼント、3倍ポイントプレゼントのほか、CAFUAイチ推しの作品のサンプルスコアも閲覧できます!※要返却
    この「チェコ組曲」のサンプルもご用意する予定ですので、ぜひチェックしてみて下さいね♪


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    ポスコサービス、大変ご好評を頂いております♪
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    返信用封筒付きだから、見終わったらポストにポン!!するだけでOK♪
    1曲1,500円で15日間、じっくりとご覧頂けます。ぜひ、ご活用下さい。



    最後までお読み頂きありがとうございます♪
    次回もどうぞ、お楽しみに!

    楽譜事業部
    高橋

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  • 春のレンタル楽譜紹介⑥天野正道4作品

    Date: 2014.02.24 | Category: レンタル楽譜紹介 | Response: 0

    こんにちは。
    もう2月も終わりですか。早いものです(笑)
    出会いと別れの春ももうすぐですが、このコーナーでは夏・そして秋を見越しての作品紹介を引き続きお届けしていきます!

    本日最初にご紹介するのはこちら!
    閻浮檀金幻想~吾妻鏡異聞~
    閻浮檀金幻想~吾妻鏡異聞~ / 天野正道
    演奏時間 約9分半
    レンタル価格:28,000円(税別)


    長野県立長野西高等学校吹奏楽班の委嘱により作曲された作品で、タイトルは「えんぶだごんげんそう~あづまかがみいぶん~」と読みます。オーダーの内容には、「長野西高校に近接した、善光寺と関連のある題材で」というものも含まれていました。

    この「閻浮檀金」というのが、善光寺の縁起にゆかりのあるものなのです。

    この作品が「和モノ」という前提でお話を進めますが、日本の伝統文化において、「間(マ)」というアイディアはとても重要な地位を占めています。この作品においても、冒頭から「間」の存在、静かに内側から支えるような緊張感を、とても明確に感じることが出来ます。

    多用されるポルタメント等はこの曲のとても特徴的な部分で、西洋音楽からのアプローチではなく、雅楽や能、声明(しょうみょう:仏教の経文を朗唱する声楽)を参考にしてみて欲しいと、作曲者も語る部分であります。

    ここで「声明」が登場してくるのは、さすがの「善光寺」との関連ですね。善光寺は仏教のお寺ですから…狭義で、仏教はそもそも純粋な日本文化ではないともいえます。
    つきつめて、せまく狭く定義していけば、純然たる日本由来の文化はどんどん小さくなってしまうのかもしれませんが…
    この、仏教(大陸文化)という要素は、ひとつの特徴といえるのです。

    この曲の持つ要素として、「日本的」「仏教という大陸文化」そして「華やかさ」も挙げたいと思います。
    「特徴ある和モノを探してるんだけど、華やかさも大事だよね!!」と、お考えの方におすすめ。

    「間」と「疾走感」、種類の異なる緊張感を楽しんで表現してみて下さいね。


    「閻浮檀金幻想~吾妻鏡異聞~」は、こちらのCDに収録されています。

    CS2012
    CAFUAセレクション2012 吹奏楽コンクール自由曲選 「火祭りの踊り パラフレーズ」
    演奏団体:航空自衛隊航空中央音楽隊
    CACG-0181




    それでは、2曲目に参りましょう。

    レジェンダ・イ・レジェネアチェァ
    レジェンダ・イ・レジェネアチェァ / 天野正道
    演奏時間 約7分半
    レンタル価格:26,000円(税別)



    暗く厳かなユニゾンフレーズから始まり、冒頭から最高潮のコンセントレーションです。
    曲は3つの要素からなり、それを組み合わせたり発展したりしながら進んでいきます。

    3つの要素とは、
    ①おおらかな印象の4度和声、ユニゾンを主体とした第一主題
    ②複付点のメロディーと、3連符を持つ対句からなる第二主題
    ③並行和声と、細かい駆け上がりの音形からなるブリッジ

    です。

    最後は非常に堂々としたフガートコラールで締めくくられ、大きな構造物(たとえば、大聖堂のような)が眼前に迫ってくるような迫力があります。

    シンプルな素材と、その素材の使い方について、スコアや楽譜の詳細ページに掲載した解説の中で作曲者自身が詳述していますので、演奏される際には指揮者だけでなく、バンドのメンバーもこの「仕組み・仕掛け」を理解しておくと良いと思います。
    聴いてくれる人に、「どれだけ明快に曲の構成を分かってもらうか」というテーマも、ひとつ工夫のしどころではないでしょうか。



    それでは続いて、本日の3曲目に参ります!

    ラフォルムドゥシャクアムールションジュコムールカレイドスコープ
    ラ・フォルム・ドゥ・シャク・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ / 天野正道
    演奏時間 約13分半
    レンタル価格:32,000円(税別)



    創価グロリア吹奏楽団と、同楽団指揮者の佐川聖二氏の委嘱により書かれた作品。昨年の吹奏楽コンクール全国大会で、文教大学吹奏楽部が自由曲として演奏し、みごと金賞を受賞したことも記憶に新しいですね。

    「それぞれの愛のかたちは、万華鏡のごとく移り変わる」という意味のフランス語のタイトルですが、「音も含めてタイトル」ですので、プログラムに載せたり発音したりするときも、フランス語もしくはカタカナで頑張って下さい!

    さて、タイトルにある通り、楽曲はいくつかのパートに分けられ、それぞれの愛のかたちを表しているようにも受け取れます。
    それぞれの持つカラー、キャラクターを大切に演奏して頂きたいのと同時に、時間に限りがある場合にはある程度融通をきかせることができるつくりとも言えます。

    響きの豪華さ、贅沢さもこの作品の特長だと思いますので、ぜひどっぷりと、この愛の世界に浸かってみて下さいね。


    「ラ・フォルム・ドゥ・シャク・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ」の演奏は、こちらのCDでどうぞ!

    SWANLAKE
    SWAN LAKE
    演奏:創価グロリア吹奏楽団
    CACG-0043




    それでは、本日ご紹介する最後の作品に参りましょう。こちらです!

    ソナタ・エクスプレッシィフ
    ソナタ・エクスプレッシィフ / 天野正道
    演奏時間 約8分
    レンタル価格:28,000円(税別)



    「ソナタ・エクスプレッシィフ」の「ソナタ」は、「ソナタ形式」の「ソナタ」。
    先の別の作品にもありましたが、これも構造の美しさ、面白さがひとつの魅力といえる作品です。
    聴衆と構造美を分かち合う心地よさは言葉に語りつくせませんが、それだけでなく、
    構造ばかりに注意せずとも味わえる起伏、ながれ、前進するエネルギー、格好よさ!があります。

    この作品に関しては、聴いて快感、吹いても快感、あたまの中がすっきりと明晰になる気持ちよさを推したいと思います!
    中高生からも取り組める作品ですので、ぜひ一度CDで聴いたり、ポスコなどでご覧になってみて下さいね。


    「ソナタ・エクスプレッシィフ」を収録したCDは、こちら!

    CS2011
    CAFUAセレクション2011 吹奏楽コンクール自由曲選 「ローマの謝肉祭」
    演奏:航空自衛隊航空中央音楽隊
    CACG-0163




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    POST de スコア略して“ポスコ”はご存知ですか?

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    本日も、最後までお読み頂きありがとうございます!
    3月も、そして新譜のご紹介も、どうぞお楽しみに♪


    楽譜事業部
    高橋

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  • 【New!】レンタル楽譜「絵のない絵本~第12夜~(吹奏楽版)」

    Date: 2014.02.20 | Category: レンタル楽譜紹介 | Response: 0

    こんにちは。
    本日から数回に分けて、この春レンタル開始となる新譜のご紹介をさせて頂きたいと思います。
    先にスタートした「春のレンタル楽譜紹介」と同時進行になりますが、新譜紹介には【New!】をタイトルトップに載せていきますので、チェックしてみて下さいね。

    本日ご紹介するのはこちらの作品です♪
    絵のない絵本~第12夜~(吹奏楽版)
    絵のない絵本~第12夜~(吹奏楽版) / 樽屋雅徳
    演奏時間 約5分半
    レンタル価格:25,000円(税別)



    クラリネット8重奏として親しまれている名作が、満を持して小編成吹奏楽に生まれ変わりました!

    「絵のない絵本」は、近代童話作家としてその名を広く知られた、ハンス・クリスティアン・アンデルセンの作品。若く貧しい画家の窓辺を夜な夜な月が訪れ、月が世界中で見聞きした物・事を若者に語る…という設定のもと、32の小さな物語(つまり、第32夜まである)が収められています。
    樽屋氏はこの32の物語から第12夜のエピソードを選び、これに着想を得て、クラリネット8重奏につづき小編成吹奏楽のための作品を書いたというわけです。

    第12夜に月が語ったのは、イタリアのポンペイでの話。かつては周辺地域の余暇地として栄えましたが、ヴェスビオ火山の噴火で街は灰と溶岩に埋まり、現在は世界遺産に指定されて多くの観光客が訪れる場所となっています。

    もともとがクラリネット8重奏でアンサンブルとしては大きめの編成ですが、吹奏楽になったことで音色の幅が大きく広がり、響きの広がり、深さなどもさらに充実!
    劇的な効果を生み出しました。

    曲の構成は、急速な序と主部、緩やかな中間部、急速に戻っての再現部、最後に堂々としたCodaとなっています。
    急速部では、木管の細かいパッセージとともに、カスタネットやエッグシェーカーなどのパーカッションが活躍! 中間部では、街の華やかなりし頃に思いを馳せるような、ノスタルジアを感じさせます。
    再現部では前半の急速部に現れた2つの細かいパッセージが同時に奏でられ、緻密な組木細工のようにかみ合うリズムが大変エキサイティングです。


    クラ8から小編成吹奏楽への変貌を遂げるにあたり、「少人数の機動性はそのままに」「吹奏楽だから出来ること」を大切に、楽しんで演奏して頂ければと思います。楽譜・CDの発売はともに3月を予定しておりますので、どうぞ楽しみに待っていて下さいね。


    樽屋雅徳「絵のない絵本~第12夜~(吹奏楽版)」を収録。
    CAFUA Selection2014「PN/チェコ組曲」
    CAFUAセレクション2014 吹奏楽コンクール自由曲選 「PN/チェコ組曲」
    演奏:海上自衛隊東京音楽隊
    CACG-0214


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    それではまた、このコーナーでお会いしましょう!


    楽譜事業部
    高橋

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  • 春のレンタル楽譜紹介⑤鈴木英史4作品

    Date: 2014.02.17 | Category: レンタル楽譜紹介 | Response: 0

    こんにちは~!
    今週も、「雪が!」各地で大変なことになっていますね。
    普段雪に慣れていなかったり、備えのない地域ではなお一層。。
    ついに今週は、「平日に降雪」という予報も聞かれるようですので、お持ちでない方は今度こそ、スコップや懐中電灯を初めとする備品を揃えておいた方が良いかも知れませんね。


    それでは、本日の作品紹介に参りましょう。
    本日は、鈴木英史氏の作品から4曲、ご紹介していきたいと思います!

    開闢の譜
    開闢の譜 / 鈴木英史
    演奏時間 約8分
    レンタル価格:27,000円(税別)


    宮城県仙台第三高等学校の委嘱を受けて書かれた、2012年の作品。
    東日本大震災の被災地中心部とも言える仙台の学校から、「震災後の決意と前向きな姿勢を」との依頼で書かれています。
    鈴木氏は、依頼主のオーダーを受けとめつつ、しかしそのまま返すのではなく

    甚大な被害を受けながらも
    既存の精神の見直しから
    新たな形を創造する精神の強さ、
    しかし
    根底に横たわる絶望と諦め
    鎮魂も含んだ
    “葛藤のひびきのうた”


    としてこの曲を書きました。

    葛藤とは、複数の意思・感情が存在しせめぎ合うこと…
    一つの単語でシンプルに表すことの困難な、けれどそのものは“ひとかたまりの感情”とも感じられる何かが、この曲の中にとじ込められています。

    最近ご紹介している作品は、難易度を示すグレードが4もしくは4+のものが中心なのですが、
    実はこの「開闢の譜」は3+と設定されています。
    この、3+というグレードは主に「技術面が3+」というふうにとらえて頂きたいと思います。作曲者の解説の中にもありますが、演奏を仕上げていくにあたり、この作品はとくに「精神的な仕事の比率が大きい」作品なのです。「譜面どおりに音を出せた」その後が肝心です。

    作り込めば応えてくれる。じゃあどうアプローチしようか? ここで、「練習期間中に一旦寝かせてみる」という方法をご提案させて頂きたいと思います。
    あくまで一つの提案でしかありませんが、音楽に限らず「寝かせていた間に何かが変わった」というご経験のある方は多いのではないでしょうか。

    寝かせる時間を取るには、少し早めにスタートをきる必要がありますので、この時期にご紹介させて頂きました。一つの選択肢として、検討してみて下さいね。


    「開闢の譜」の演奏は、こちらのCDでお楽しみください。
    CS2013
    CAFUAセレクション2013 吹奏楽コンクール自由曲選 「開闢(かいびゃく)の譜」
    演奏:海上自衛隊東京音楽隊
    CACG-0200



    それでは次に参りましょう。次は…
    ソチオリンピック・パラリンピックに沸く、ロシアゆかりの2作品です!

    セルゲイ・モンタージュ
    セルゲイ・モンタージュ / 鈴木英史
    演奏時間 約7分半
    レンタル価格:29,000円(税別)



    ピエトロ・モンタージュ
    ピエトロ・モンタージュ / 鈴木英史
    演奏時間 約9分
    レンタル価格:29,000円(税別)



    「セルゲイ」はピアニストとしても有名な「セルゲイ・ラフマニノフ」
    「ピエトロ」は「ピョトル・イリイチ・チャイコフスキー」のファーストネームから。
    セルゲイ・ラフマニノフは1873年にロシア西部のノヴゴロトに生まれ、後にドイツドレスデンへ移住、モスクワに戻るも1917年に革命を受けてパリに亡命し、1909~1910年にアメリカに渡りその地で没しました。
    一方のピョトル・I・チャイコフスキーは、1840年ロシアはヴォトキンスク生まれ、ペテルブルグ、モスクワ等で活動し1893年にペテルブルグで亡くなっています。
    時系列では、チャイコフスキーが先でラフマニノフが後、その時期にはかぶっている期間があります。実際、チャイコフスキーはラフマニノフの音楽を評価し、良き理解者であった…という関わりもあるのです。

    チャイコフスキーは、初期には民俗的な要素を取り入れた国民主義的な作品を多く書きましたが、後になると古典的な形式の探究や主観的な情感の表出が強く見られ、独特の語法をもって絶望から歓喜まで感情を大きく行き来する音楽を書いていきました。
    他方、ラフマニノフは、ピアニストとしてショパンおよびリストの流れをくみ、華麗で豊饒なピアノの技法を作り上げました。作曲をする際にも、多分に「ピアノで(あるいはピアノ的に)考える」ことがあったようで、精神的な深さよりは、直感的で親しみやすい作風であるとも言われています。

    こんなふうに二人を比して紹介したのは、時代の流れ、二人の関連、違いと共通事項を意識してみて頂きたかったからです。音の重さも、厚さも、温かさも冷たさも、華麗さも暗さも叙情性も、ロシア的というイメージには結び付きますが、チャイコフスキーとラフマニノフという条件を投げ込めば明らかに異なるものです。

    「ロシアの西の方」というくくりでは随分大雑把ではありますが、かの地の風景を沢山見られる機会のあるいま、興味をもって頂ければと思いご紹介させて頂きました。


    「ピエトロ・モンタージュ」の音は、こちらのCDでどうぞ!
    CS2012
    CAFUAセレクション2012 吹奏楽コンクール自由曲選 「火祭りの踊り パラフレーズ」
    演奏:航空自衛隊航空中央音楽隊
    CACG-0181



    「セルゲイ・モンタージュ」を収録したCDの情報は、下記リンク先でご覧下さい。

    鈴木英史 吹奏楽の世界Vol.2 サーカスの女王&セルゲイ・モンタージュ(BOCD-7323)
    指揮:加養浩幸
    演奏:土気シビックウィンドオーケストラ






    それでは、次の曲に参ります! 本日最後にご紹介するのはこちらの作品♪

    カントゥス・ソナーレ
    カントゥス・ソナーレ / 鈴木英史
    演奏時間 約10分
    レンタル価格:30,000円(税別)


    初演は2004年ということで、作品が生まれてからもう10年…ということですね。
    カントゥス(cantos)は“歌・旋律”、ソナーレ(sonare)には“響き”という意味があります。
    「全」と「個」と「調和」と「愛」。あえてバラバラにしてみました。
    四則演算のように、入れ替え組み替えながら意味を探してみるのも、音づくりへのアプローチになりそうですね。
    例えば…まっすぐ組むなら、「全と個の調和は愛によって成る」…かな?
    これだと、解説にある通りですが。

    さて、いろんな曲がそれぞれいろんな要素を持っているとはいえ、いま、この曲をひとことで表す言葉を挙げよと言われれば、私は「シリアス!」と答えます。。
    さらに、ふたこと目以降を許されるならば、「内外からの緊密な支え」です。
    それは、「内側のつっぱり」「外側の張力」とでも申しましょうか…全体の隅々にまでゆき渡った、緊張感のことを言いたいのですが。

    抽象的・哲学的なテーマではありますが、大人から中学生まで、ぜひ「シリアスに!」取り組んでみて頂きたいと思います。演奏者全員一人一人、考えることも練習のうち、音づくりのうちと特に言える作品ではないでしょうか。


    鈴木英史「カントゥス・ソナーレ」の演奏は、こちらのCDでお楽しみください!
    TITAN
    TITAN
    演奏:創価グロリア吹奏楽団
    CACG-0055



    マラ5
    G・マーラー 交響曲第5番
    演奏:文教大学吹奏楽部
    CACG-0087




    本日も最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございます。
    なんだか私見が多くなってきましたか? 気をつけますね! さて、こちらのサービスは皆さんもうご利用頂いていますでしょうか?

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    とっても便利なサービスですので、ぜひご活用くださいね!


    そろそろ、今春の新譜も気になる時期ですね?
    この「春のレンタル楽譜紹介」と並行して、新作もご紹介していく予定ですので、どうぞお見逃しなく♪



    楽譜事業部
    高橋

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  • 春のレンタル楽譜紹介④樽屋雅徳5作品

    Date: 2014.02.12 | Category: レンタル楽譜紹介 | Response: 0

    こんにちは!
    先日の、全国に及んだ雪には驚きましたね。皆さんご無事でしたでしょうか。
    このコーナーも多分に洩れず…更新が遅れてしまい、申し訳ございませんでした。
    本日は、樽屋雅徳氏の作品から5曲、厳選してご紹介していきます!

    民衆を導く自由の女神
    民衆を導く自由の女神 / 樽屋雅徳
    演奏時間 約7分半
    レンタル価格:24,000円(税別)


    19世紀フランスに起こった七月革命をモチーフとし、フランスの画家E.ドラクロワが描いた同名の絵画から着想を得た、樽屋氏の初期を代表する作品です。
    静かな序奏で暗くつらい時代の背景をつくり、その中から、民衆の決起へとつながる炎が燃え上がります。力強く現れる主題はうねる悲しみをたたえ、もはや動かずにはおられない、時代の流れを感じさせます。

    この作品はCAFUAレンタルライブラリーで取り扱いするようになって長いのですが、どこか現代の気分とリンクする雰囲気があると思い、改めてご紹介させて頂きました。どこか少しでも共感できる、「今の気持ちにしっくりくる」と感じられる部分があれば、奏でられる音は一変するでしょう。

    主部に入り、ついに民衆が動き始める部分では、「どんな行動をしていくのか?」そして「どんな結末に至るのか?」ということを考えてみると良いかもしれません。


    「民衆を導く自由の女神」を収録したCDはこちら。
    スパイラル・ドリーミング
    鈴木英史 スパイラル・ドリーミング
    演奏:高輪台高等学校吹奏楽部
    CACG-0081



    2曲目にご紹介するのは、こちらの作品!
    マリアの七つの悲しみ
    マリアの七つの悲しみ / 樽屋雅徳
    演奏時間 約8分半
    レンタル価格:28,000円(税抜)


    イエス・キリストの生みの母であるマリアは、聖母となったがゆえに、その生涯には多くの受難がありました。その中でも特に著しいものを、“七つの悲しみ”と呼んでいます(七つの悲しみの内容は、楽譜の詳細ページをご覧ください)。
    冒頭に木管楽器で奏でられる跳躍の旋律は、その後も繰り返し、時には少しずつ姿を変えて現れる“固定楽想”です。繰り返し用いることで楽想により象徴的な力を持たせ、聴衆に鮮やかな印象を残す効果もあります。

    はらはらと、聖母マリアが流す涙まで見えるような部分もあれば、幾多の厳しい受難、受容、忍耐、救済…など、言葉では表しきれない“悲しみ”が込められていますが、ただ受け身で悲しみに翻弄されていた彼女ではないだろう…ということを、一言添えさせて頂きたいと思います。この曲に取り組む際は、ぜひ“マリアの強さ”にも思いをはせてみて下さい。


    「マリアの七つの悲しみ」の演奏は、こちらのCDでどうぞ!
    スター・ウォーズ
    J.ウィリアムズ スター・ウォーズ
    演奏:土気シビックウインドオーケストラ(vol.9)
    CACG-0068



    それでは続いて、3曲目に参りましょう♪
    アトランティス
    アトランティス / 樽屋雅徳
    演奏時間 約8分半
    レンタル価格:29,000円(税抜)


    古の時代、大西洋に存在したとされる「アトランティス大陸」を題材に用いた作品。
    樽屋氏の作品といえば、躍動感ある打楽器遣いが印象的!という方も多くいらっしゃることと思います。時には、打楽器で「時代」や「異国情緒」も描き出して見せる氏ですが、ここでは少し、旋律の方に目を移してみたいと思います。
    少し珍しい音階やリズムで、独特の景色を作り出していますね。序奏から主部に入っていくところでも、“水平に移行するような”入り方が面白い作品です。
    大帝国アテネとの抗争を見かね、神の手によって大西洋の底に沈められてしまったアトランティス。冒頭部では大洪水のはしりの雨を表現し、後半では今もアトランティス大陸を探し続ける探検家のロマンをトランペットソロで奏でるなど、ロマンとファンタジーのある性格を持っています。


    演奏は、委嘱団体である宝塚市吹奏楽団のCDでお楽しみください!
    アトランティスCD
    アトランティス
    演奏:宝塚市吹奏楽団
    CACG-0113



    まだまだ行きますよ!4曲目は、こちらの作品です!
    ラザロの復活
    ラザロの復活 / 樽屋雅徳
    演奏時間 約6分半
    レンタル価格:26,000円(税込)


    一度は病死してしまったラザロ青年を、生き返らせたキリストの奇跡の業を題材に用いた作品。重厚かつ厳かな響きで、冒頭からぐいぐい!と、作品の世界観に引き込んでくれます。キリストが起こした奇跡と、それに対する畏敬や感動の念が印象的に描かれており、ラストで歩み寄ってくるような二分音符の音階がラザロの足音ならば、なみなみならぬ“重量感”“存在感”が込められているように思います。
    個人的な感想ではありますが、「音で光は表現できる!」ということを強く感じさせてくれる作品でもあります。
    楽曲の部分に込められたひとつひとつの意味を大切に、感じながら演奏して頂ければ幸いです。

    「ラザロの復活」を収めたCDは、本日2度目のご紹介となるこちら!
    スター・ウォーズ
    J.ウィリアムズ スター・ウォーズ
    演奏:土気シビックウインドオーケストラ(vol.9)
    CACG-0068



    さぁ、次が本日最後にご紹介する作品です!
    星の王子さま
    星の王子さま / 樽屋雅徳
    演奏時間 約9分半
    レンタル価格:28,000円(税抜)


    20世紀フランスの飛行士・作家であったサン=テグジュペリの代表作「星の王子さま」を題材とした、CAFUAセレクション2006への書き下ろし作品です。

    小説の作者サン=テグジュペリは、1943年、フランスから亡命していた先のアメリカでこの作品を発表しました。世界中の言語に翻訳され、現在も多くの読者に愛され続けています。
    少し不思議なことですが、樽屋氏によるこの吹奏楽曲「星の王子さま」は、冬に一段と人気が高まるのです。
    冬の澄んだ星空をみて、『そうだ!「星の王子さま」をやろう!』と思って下さる方が多いのでしょうか。
    曲はいくつかの部分に分かれていますが、個人的には「王子さまが“ぼく”に、ヒツジの絵を描かせる部分」がイチ推しです。コミカルで可愛らしい筆致で、王子さまと共に過ごした、“ぼく”にとって大切で愛おしい記憶の一場面なのだと感じられます。
    全体的に力で押していくタイプの楽曲ではないので、そういった点でも演奏に工夫のしがいがあるといえるでしょう。サン=テグジュペリの原作小説とあわせ、「本当に大切なもの」についてじっくりと考えてみる、充実した時間を持って頂くことができれば幸いです。


    「星の王子さま」は、こちらのCDに収録されています。
    CAFUAセレクション2006
    CAFUAセレクション2006 吹奏楽コンクール自由曲選「オペラ座の怪人」
    演奏団体:航空自衛隊西部航空音楽隊
    CACG-0080


    さて、本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございます!
    ここまで楽曲と収録CDを合わせてご紹介してきましたが、今日ご紹介した作品をすべて一度にお楽しみ頂けるCDが、実はあるのです!
    こちらです!!
    樽屋雅徳作品集vol.2
    樽屋雅徳 作品集Vol.2 ~ラザロの復活~
    CACG-0150


    いやぁびっくり(笑)さらにここで、おすすめのサービスをご案内させて頂きます。

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    春のレンタル楽譜紹介は、毎週更新予定♪
    次回もどうぞ、お楽しみに~!


    楽譜事業部
    高橋

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  • 春のレンタル楽譜紹介③「すべての答え」ほか

    Date: 2014.02.03 | Category: レンタル楽譜紹介 | Response: 0

    こんにちは。2月になり、節分、立春を迎えますね(そして、花粉の心配も…)。
    今月も引き続き、コンクールや演奏会におすすめの作品を、CAFUAレンタルライブラリーからご紹介していきたいと思います。

    本日初めにご紹介するのはコチラ。

    すべての答え
    すべての答え / 清水大輔
    演奏時間 約8分
    レンタル価格:28,000円(税抜)



    2005年のヤマハ吹奏楽団浜松委嘱作品。
    「すべての答え」というタイトルは、「この作品が、すべての答え」ということではなく、作品の本来のテーマ「究極の疑問」に対する“アンサー”、対句のようなもので、そもそも『「究極の問い(疑問)」って、どんなもんだと思う?』という、作曲者からの問いかけ、謎かけであるともいえます。

    この「問い」のテーマに、「すべての答えは42」というアイディアが絡んでくるのですが、このアイディアはイギリスのラジオドラマ「銀河ヒッチハイク・ガイド」という作品に端を発しています。メディアミックスも多数行われており、小説化、TVドラマ化、映画化などがされています。小説は日本語版もあり、国内で入手することが可能です。
    SFエンターテインメント…といって良いのでしょうか、娯楽性が強いものの、多層にわたるバックグラウンドがあり、読み応えのある作品のようです。

    さて、清水氏の作品においては、各セクションアンサンブルやソロもふんだんに盛り込まれ、奏者の腕の見せ所は満載といったところで、楽曲の構成(ストーリー)は一方方向に進んでいきます。
    冒頭の楽想標語は“Freddamente”…あまり見かけない言葉なので調べてみたところ、イタリア語で“冷静に、冷やかに”という意味の言葉でした。

    不可解で哲学的な要素とともに、華やかさやキャッチーさも持ち合わせており、コンサートでの演奏もお勧めしたい作品です。こちらのCDに収録されていますので、ぜひ聴いてみて下さい。

    すべての答えCD
    清水大輔 すべての答え
    演奏:ヤマハ吹奏楽団
    CAFUA CACG-0091




    それでは、2曲目に参ります!

    交響詩「フォルモサ」
    交響詩「フォルモサ」/ 真島俊夫
    演奏時間 約8分半
    レンタル価格:28,000円(税抜)


    台湾国際音楽祭からの委嘱を受け、2011年に書かれた作品。CAFUAセレクション2012に収録されているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

    この曲の面白さはどんなところか、それは人によっても様々だと思いますが、たとえば
    3分割系2分割系のリズムが混在する面白さ
    ・真島氏が得意とする、(音による)空気、背景の作り方
    ・メインテーマやサブテーマ以外の飾り方
    といったことも、見どころ(聴きどころ)として挙げられるかと思います。

    「フォルモサ」は、欧米で「台湾」を指して「麗しの島」という意味合いを持つ言葉です。
    真島氏の音で台湾を書いたらこうなった! その一つのかたちとして、お楽しみ頂くのも良いのではないでしょうか。
    聴き終わった後の清々しい印象も、この作品の特長です。

    交響詩「フォルモサ」の演奏は、こちらのCDでお楽しみください♪

    CS2012
    CAFUAセレクション2012 吹奏楽コンクール自由曲選 「火祭りの踊り パラフレーズ」
    演奏:航空自衛隊航空中央音楽隊
    CAFUA CACG-0181




    それでは、本日3曲目のご紹介です!

    Bye Bye Violet
    Bye Bye Violet / 井澗昌樹
    演奏時間 約9分
    レンタル価格:29,000円(税抜)



    このCAFUA Now! でも、何度かご紹介したことがありますね。昨年の吹奏楽コンクール全国大会でも演奏された、話題作です。

    “Violet”といえば、すみれですが…
    今、もしくはこれから、生のすみれを目にすることが出来る季節になりますね。
    ただ、野の花(あるいは花壇など)のすみれとはかなり異なる印象なので、そこを逆手にとってイメージ作りをするのも良いかもしれません。
    想像すべきは、“かつて愛した”そして“今はない”すみれ(Violet)なのでしょう。

    重厚な響きが特徴で、大切にして頂きたいポイントでもあります。
    “重さ”“厚さ”。それが全身全力でぶつかってくるエネルギーと、その間にもれる嘆きのメロディーです。
    これらが、作品に込められた主なテーマの部分だと思われますが、実際には一つの作品として完結できる“解決”を持っています。
    その解決は、どんな解決なのか? 演奏される方それぞれに見出して頂きたいテーマです。

    井澗昌樹「Bye Bye Violet」を収録したCDは、こちら!


    ティンパニ協奏曲
    酒井 格 ティンパニ協奏曲
    演奏:龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部
    CAFUA CACG-0164



    まだまだいきますよ~~続いては、こちらの作品です♪

    シンフォニックダンス
    シンフォニックダンス / 福島弘和
    演奏時間 約9分
    レンタル価格:28,000円(税抜)


    第16回響宴で演奏され、JBA下谷奨励賞を受賞した作品。
    南国の森林を舞台に、美しい飾り羽を全身にまとった極楽鳥のダンスや、生き物の大きな営みを描いた作品です。

    ここで少し、曲の中からメロディーとリズムの要素を取りあげて見てみたいと思います。
    メロディーというのは、ある程度の長さがないと、メロディーとして認識できませんね。時間を長く使う分、“大きな流れ”を表現することに向いているし、ある程度の大きさは(意図していなくても)出てしまいます。
    一方、リズムはメロディーに比べればより短く、パルス的に存在させることが可能です。この作品においては、パルス的に差し挟まれたリズム音形が、熱帯の森に息づく生き物たちを表しているようにも思えます。リズムが“いる”のです。
    この長い要素と短い要素、長短の要素に注目してみるのも一興ですね。

    福島弘和「シンフォニックダンス」を収録したCDの情報・ご注文は、こちらのリンクからどうぞ。
    21世紀の吹奏楽「響宴ⅩⅥ」
    ブレーンミュージックBOCD-7492・7493
    (「シンフォニックダンス」の演奏:龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部)




    はい、お疲れ様です! 最後までお読みいただき、ありがとうございます。



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    次回もどうぞ、お楽しみに♪


    楽譜事業部
    高橋

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