Archive for 11月, 2014

  • 石毛里佳「Down down down」ついに発売!

    Date: 2014.11.28 | Category: NEWS! | Response: 0

    こんにちは。 Facebookページやオフィシャルツイッターでお知らせをさせて頂いていますが、12月上旬にCAFUAオフィスの住所が変わることになりました。
    引越し先もまた茅ヶ崎ですので、「CAFUA=湘南」の図式に変わりはございません(笑)
    引き続きご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

    さて、引越し直前にも関わらずというところですが、今週はちょっとした新譜ラッシュで、今日は、まさに本日発売となりました石毛里佳「Down down down」をご紹介させて頂きたいと思います。

    Downdowndown
    Down down down
    石毛里佳
    価格:3,400円(税抜)


    ソロ・アルトサクソフォーンとピアノの為の、約5分ほどの小品です。
    CAFUAのソロ譜はまだこれが2曲めですが、この青色が目印です♪

    サクソフォーン奏者・國末貞仁氏の委嘱によって書かれたこの作品。
    足元を弾かれるような強く原始的なビートにのって、サクソフォーンが縦横無尽に駆け巡る、非常にエネルギッシュでスピード感のある作品です。
    狭義の“クラシック”には収まらないような感じがしますが、では前か後かと問うと、答えに窮するところがあります。すこし“前衛的”というのが、近いかもしれません。

    光と闇、強さとしなやかさなど、ひとつのものの二面性を感じられる作品で、そこはかとなく和の心を思わせるところもあり、華麗なる転調により一瞬にして景色を変えていく様も楽しんで頂きたい魅力の一つ。

    ちょうどシーズンに入ったところのフィギュアスケートのようなイメージも面白いかもしれませんね。スピードと美しいポイズで見せる「流れる部分」、細かく技巧的なステップを刻み、ニュアンスを仕込む「テクニカルな部分」等と、似て感じられるところもあるのではないでしょうか。

    「石毛里佳が提案する“美しさ”とはどういうものか」「“つよさ”とは」「○○○○とは」と、次第に哲学的・真理的な世界へ、聴く人を誘っていきます。


    サイズ(タイム)感からとがり具合、華やかさ、難易度、曲想など、様々な点において
    ソロ・コンテストやリサイタルピース、アンコール曲としても「ちょうどイイ!!」という絶妙なバランス。
    音楽学校の試験曲にも(笑)おすすめです。


    石毛里佳「Down down down」が収録されているCDはこちら。

    CD_TheLastCountry
    The Last Country
    サクソフォーン:國末貞仁
    ピアノ:中村真理


    サックス奏者國末氏の、音楽とサクソフォーンへのまっすぐな思い、真摯な姿勢が伝わってくるアルバムです。
    じつは在庫数がかなり少なくなってきております。。。お求めは、お早めに!


    アルバムタイトルにもなっている、高橋宏樹作曲の「The Last Country」の楽譜もCAFUA webショップで好評発売中です。
    ぜひ、あわせてチェックしてみて下さいね!

  • 福島弘和「シンフォニック・ヴァリエーション」レンタル開始!

    Date: 2014.11.25 | Category: NEWS!, レンタル楽譜紹介 | Response: 0

    こんにちは。暦も小雪を過ぎ、一層冬らしく寒い日が続くようになりましたね。
    皆様におかれましては、楽器の乾燥対策や、ピッチのコントロールに腐心されていらっしゃるのではないでしょうか。
    プレイヤー自身の体調管理にも、気が抜けませんね。

    さて、先に発売をしておりますCD「高昌帥:アッフェローチェ」に収録されている、福島弘和作曲「シンフォニック・ヴァリエーション」の楽譜が、満を持してレンタル開始の運びとなりました!

    シンフォニックヴァリエーション
    シンフォニック・ヴァリエーション
    福島弘和
    レンタル価格:30,000円(税抜)


    ヴァリエーションはすなわち「変奏曲」。序奏から主題の提示、9つの変奏、そして結尾部(コーダ)からなります。
    各ヴァリエーションに楽想標語が付けられていますので列挙してみましょう。カッコ内は単位拍子の速さです。簡単なコメントと共に。。

    序奏:Tranquillo(60) 静寂の中から響く、ホルンのソロで幕を開けます。
    主題:Moderato(80) オーボエのソロで、変奏の元となる主題を奏でます。
    Var.1:Allegro(132) 第一変奏は軽快な表情。
    Var.2:Allegro con moto(138) 舞踊を思わせる、リズミカルなパートです。
    Var.3:Rubato(80) ホルン、フルートのソロにミュートしたトランペットで、サウンドが変化します。
    Var.4:Allegro Vivace(160) 駆け抜けるようなスピード感が印象的なパート。
    Var.5:Moderato(80) オペラの歌と伴奏を思わせる、伴奏パートが特徴的です。
    Var.6:Moderato(80) 各楽器がソロを奏で、少し浮遊感のあるパート。
    Var.7:Vivo(144) 疾走感があり、掛け合いが面白いパートです。
    Var.8:(8分音符を同じ速さで4/4から6/8にチェンジ)拍子感が決定的に変化します。
    Var.9:Presto(168) 急速に盛り上がって…
    Coda:Andante(72)~Presto(180) 堂々と大きく、広がりを示してから、一気にフィナーレへ突き進みます。


    いかがでしょうか。なんとなく、「流れ」とか「構成」とか「ストーリー」と呼ばれるものが感じられませんか?
    個人的な感想になりますが、この作品を聴いていると、大きな自然の存在をぼんやりと感じたりします。
    大きな山や、海など…
    清らかであったり、躍動的であったり、周囲には動植物や人間の営みがあり、いろいろな面があるけれども、やはり抗い難い大きな力を持っていて、我々を圧倒する。
    その力と存在に対する畏怖、尊敬。それと同時にある親愛、誇りのようなものです。

    これはあくまで個人的な感想ですが、演奏やCDを聴かれた方はどうお感じになるでしょうか。それぞれの感覚で、お楽しみいただければと思います。


    初演団体である、春日部共栄中学高等学校吹奏楽部のCDはこちら。
    アッフェローチェCD
    高 昌帥:アッフェローチェ
    春日部共栄中学高等学校吹奏楽部


    「シンフォニック・ヴァリエーション」のほか、今年の全日本吹奏楽コンクール全国大会でも演奏されて話題になったタイトル作品の「アッフェローチェ」、豪華ゲストを迎えての演奏などが収録された、盛り沢山の内容でお届けするライブCDです。


    これからの演奏会シーズンに、来年のコンクール自由曲候補に、シンフォニックな響きに親しむ作品として、ぜひおすすめしたい作品です♪

  • 小長谷宗一“ヨコスカの海と風”

    Date: 2014.11.14 | Category: NEWS!, レンタル楽譜紹介 | Response: 0

    こんにちは、楽譜担当です。
    「ぶらりヨコスカ散歩」シリーズから少し間があいてしまいましたが、さる10月28日よりレンタルを開始致しました「吹奏楽のための組曲“ヨコスカの海と風”」について、ご紹介させて頂きたいと思います。

    ヨコスカ
    吹奏楽のための組曲“ヨコスカの海と風”
    作曲:小長谷宗一
    レンタル価格:34,560円(税込)


    「組曲」とありますが、内容は
    第1曲 戦艦
    第2曲 歌
    第3曲 どぶ板通り
    と、3つの曲からなっています。


    第1曲の「戦艦」は、とても大きく重々しい響きに海風が吹きつけるかのような様子が印象的。「海、風、船、軍隊、」まさにそれらの要素が感じ取れるでしょう。
    海上自衛隊の艦上で実際に、伝令などに用いられているサイドパイプは、この第1曲中で「雑令」と「舷門送迎」の二つのパターンを奏します。
    「雑令」は、「これから指令がありますよ」と注意を喚起する合図。曲中では「舷門送迎」よりも先に奏されます。
    「舷門送迎」は、賓客もしくは隊の偉い方(司令以上、ということですが)を舷門(舷側の出入口)においてお迎え、お送りする時に奏される合図。曲中では、「雑令」の後に2度吹奏されます。

    これですね。
    ペンとサイドパイプ

    見覚えのある方もいらっしゃるかと思いますが…
    このパイプで奏でる音の種類に、「開音」「閉音」というものがありますが、ピッチの高い音が「閉音」と呼ばれていて、ただ吹いただけではどうも出せない音なのです。
    CDの「海上自衛隊委嘱作品集:ヨコスカの海と風」の収録時には、わざわざサイドパイプの名手を召喚したのです! 良い音ですよ!

    ヨコスカの海と風
    海上自衛隊音楽隊委嘱作品集「ヨコスカの海と風」


    そもそも、この曲は海上自衛隊横須賀音楽隊の委嘱作品でございます。
    そりゃそうか。

    その他にも、一見シンプルに見えてちょっとひねりのきいたリズムも面白く、たとえば4つ打ちと裏打ちパートの掛け合いでは、ユーフォニアムが表でテューバ・弦バスが裏だったり。
    よく見かけるリズムも、組み合わせ順列によって予想を裏切っていたり(油断なりませんよ!)、パート同士が組み合わさったシンコペーションの動きがあったりと、「これは!」と思う仕掛けが多数あります。
    侮れないと同時に、それらのリズムがバンドに良い緊張感をもたらし、曲自体の雰囲気もよりまっすぐ厳かになっていくのではないでしょうか。


    第2曲の「歌」は、北原白秋の詞、梁田貞の曲による「城ケ島の雨」という歌の旋律が用いられています。「城ケ島に利休鼠の雨が降る中を小舟が行く、それを見ている私は忍び泣く」と、まるで絵画のような情景を歌っています。
    城ケ島は三浦半島の突端にある島で、横須賀よりもさらに南にあります。「利休鼠」は色の名前で、緑がかったねずみ色のこと。
    「暗く緑がかった雨越しに城ケ島を望み、舟唄を歌い櫓をこいで遠ざかる小舟を、泣きたい気持ちで(女性である“私”が)眺めている」と想像すると、この曲の表情も一層深いものになりそうです。


    第3曲の「どぶ板通り」は、はじめは5人のバンダによる演奏でスタートします。バンダバンドの一団が過ぎ去ると、様々な音楽が入れ替わり立ち替わり現れ、拍子やテンポ・リズムも変化してさながらジェットコースターのようです。
    これが、「どぶ板通りというダウンタウンを歩いているということ?」
    そうですね。一口にダウンタウンや、商店街などと言っても、色々なタイプがあります。
    この曲にあるように、アメリカンな要素、少しせわしない雰囲気、活気や喧騒に、遠く聞こえる海の歌。これらを全部ひっくるめて、「どぶ板通りって、こんな雰囲気なのかな」と想像しながら演奏して頂けたら良いかと思います。
    サイドパイプもスカジャンも売っていますし(笑)実際歩いてみて頂くのもおすすめ。
    詳しくは「ぶらりヨコスカ散歩、②!」をご覧ください!

    このように、これからの演奏会シーズンにぴったりの作品なのですが、あるいはコンクールの自由曲としても演奏できるかもしれませんね。
    先にご紹介したCDも好評発売中ですので、まだゲットされていない方はぜひチェックしてみて下さい。タイトル作品のほか、ぐるりよざ、「海の護りびと」「剱の光」「艦上の旭日」など、海上自衛隊らしく海を感じる作品が収録されています。
    どうぞお楽しみください!

  • 東海大四高の最新作、本日リリース!

    Date: 2014.11.12 | Category: NEWS! | Response: 0

    本日東海大学付属第四高等学校吹奏楽部の最新作がリリースとなりました。

    cacg0225
    「高 昌帥 : 吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」より」
    演奏/東海大学付属第四高等学校吹奏楽部
    指揮/井田重芳  フルート/堺 日和
    定価2,381円(税抜)  CACG-0225


    先日の吹奏楽コンクール全国大会で演奏された「陽が昇るとき」。まさに非の打ちどころがない素晴らしい演奏で、会場を沸かせていました。
    その興奮冷めやらぬ本日、最新作がリリースとなります!

    7月の定期演奏会ライブにおいてもこの作品は演奏され、すでに完成度が高く聴き応え十分。
    高氏の傑作が美しい響きで、さらに迫力を備えた演奏で楽しめます。

    その他、現3年生のソリストによるフルートコンチェルトの名曲「コンチェルティーノ」や、トロンボーンをフィーチャーした「トロンボーン・トルバドゥール」も第1部として披露。
    第2部では、四高のポップスサウンドを作り上げたと言っても過言ではない岩井直溥氏のオリジナル&アレンジ作品を演奏。様々なジャンルに渡って岩井節が十分に堪能できます。

    札幌kitaraでの雄大な四高サウンドを、このアルバムでお楽しみ下さい。

  • ぶらりヨコスカ散歩、③

    Date: 2014.11.04 | Category: NEWS!, REPORT!, レンタル楽譜紹介 | Response: 0

    こんにちは、楽譜担当です。
    11月になり、秋も深まってきましたね。晴れた日の昼間は、お散歩にうってつけな気候です(笑)
    本日は、ヨコスカのお散歩スポット「三笠公園」から、横須賀中央駅までご案内します。さっそく行ってみましょう!

    三笠_公園入り口
    前回、どぶ板通りから横須賀中央エリアの大滝町まで歩いてきたところですが、ちょっと横須賀中央駅とは逆方向に寄り道します。
    この石に「三笠公園」と書いてあるのですが、日陰になったせいでちょっと見えづらいですね。でも、少し中へ入ってみると…

    三笠_全景
    出ました! 記念艦三笠!

    前方には東郷元帥像と、“あの言葉”を記した石碑が!
    皇国興廃_在此一戦

    日露戦争で活躍した“戦艦三笠”は、現在は“記念艦三笠”として、この三笠公園に置かれています(詳しくは日本史の日露戦争周辺、もしくは小説「坂の上の雲」などを見てみて下さいね)。
    艦内では主に日露戦争に関係する展示が行われており、甲板や艦橋を見学することもできます。

    翻る_Z旗
    今も中空にひるがえるZ旗。赤・黒・青・黄の鮮やかな色彩が、澄み渡った空を背負い目に沁みます(>_<)

    菊の_御紋
    艦首は皇居に向けて固定されています。菊の御紋が鮮やかです。

    Public_Art
    三笠公園の奥にあるパブリックアート。天気や光によって表情を変えていきます。


    記念艦三笠は、現在博物館のような機能を果たしており、私自身大学時代に学芸員(補)の課程で2週間ほど実習をさせてもらったことがあります(現在も受け入れているかどうかは、別途問合せが必要です)。


    今も軍港としての機能を持つ横須賀ですが、ここでは往年の戦艦の姿を間近で、そして中からも見ることが出来ます。


    さてでは、ゴールの横須賀中央駅に向かうことにしましょう。

    三笠通り
    横須賀市いちの繁華街。奥の方が駅前になります。


    通りのところどころに、このように楽器を携えた等身大の銅像が置かれています。
    トランペット_マン
    この人はなんだか少し悲しそうですか? となりに座ってなぐさめてあげた方がいいかもしれません。

    横須賀中央駅の改札は少し高い位置にあり、改札前の歩道橋エリアは「Yデッキ」と呼ばれています。
    横須賀中央_駅
    横須賀中央駅に到着!

    Yデッキから、来た道を見下ろすとこんな感じ。
    Yデッキから_三笠通り
    この日は週末で、ちょうど神輿パレードなどがあったので少し人が多いですね。


    Yデッキ上にも、アルトサクソフォーンを吹くおじさんの像が。
    サックス_おじさん像
    この人は陽気な人に違いないですね(笑)


    というわけで、JRの横須賀駅から京急の横須賀中央駅まで、「ぶらりヨコスカ散歩」と題してご案内してきました。
    お疲れじゃないですか(笑) 通すと結構歩き応えがありますからね~
    ただ、ご案内したルートは随所に休憩できるお店などがありますから、のんびり楽しんでいただければと思います。


    さて、そもそも、このシリーズは小長谷宗一氏作曲の「吹奏楽のための組曲“ヨコスカの海と風”」のレンタル開始を記念して始めたものでございます。 次回、「ヨコスカの海と風」の魅力をご紹介して、この「ヨコスカ」シリーズを閉じたいと思います。
    次回もどうぞ、お楽しみに。


    CDも好評発売中!
    ヨコスカの海と風
    海上自衛隊音楽隊委嘱作品集「ヨコスカの海と風」

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