Archive for the ‘NEWS!’ Category

  • 廃盤・品切れCDをAmazon限定再リリース!

    Date: 2017.06.24 | Category: NEWS! | Response: 0

    CAFUAレコードが1999年にレーベルを立ち上げて以来、リリースを重ねたCDは述べ260タイトル以上となります。その中には、名盤と高く評価されつつも、諸々の事情で廃盤、あるいは品切れとなっているものもございます。

    「あの名盤を、お求めやすい価格で再び世に出したい」そんな願いを込めて、この度「Amazon Records」さんのディスク・オンデマンドのサービスを活用して、入手難となっていたアルバムを再リリースする事となりました!2017年6月28日より、以下6タイトルを再リリースいたします。


    メジャー・バーバラ(横浜ブラスオルケスター)
    AZRC-1063(旧型番:CACG-0030
    ¥2,160(税込)


    大いなる秋田(秋田吹奏楽団)
    AZRC-1068(旧型番:CACG-0036
    ¥2,160(税込)


    「GR」よりシンフォニック・セレクション~明日への希望(浜松交響吹奏楽団)
    AZRC-1064(旧型番:CACG-0046
    ¥2,160(税込)


    CAFUAセレクション2004 吹奏楽コンクール自由曲選「ジェリコ」(航空自衛隊西部航空音楽隊)
    AZRC-1065(旧型番:CACG-0052
    ¥2,160(税込)


    ティンパニ協奏曲(龍谷大学吹奏楽部)
    AZRC-1066(旧型番:CACG-0164
    ¥2,160(税込)


    チャイコフスキー 交響曲第4番(福岡工業大学吹奏楽部)
    AZRC-1067(旧型番:CACG-0197
    ¥2,160(税込)

    「Amazon Records」のディスク・オンデマンドサービスは、お客様の注文を受けてから製造・梱包されお客様の手元にお届けされるサービスで、ディスクはCD-R盤となります。プレスCDではなくなりましたが、その代わり在庫切れの心配なく、またお求めやすい価格を設定しての再リリースとなっております。

    創団期でありながら既に完成されたサウンドに驚かされる「横ブラ」、秋田県民の「魂の音楽」を収録した秋吹「大いなる秋田」、吹奏楽の世界で「作曲家・天野正道」の名を不動のものとした浜響吹「GRシンフォニック・セレクション」、CAFUAを代表するシリーズの記念すべき第1作となった「CAFUAセレクション2004」、酒井格によるティンパニソロが力強く響く龍谷大「ティンパニ協奏曲」、驚異的なテクニックと高度な音楽性で魅せる福工大。いずれもCAFUAの歴史に燦然と輝く名盤ばかりです。

    もはや伝説となりかけていたタイトルの数々、再び皆様の元にお届けいたします!

    ※今回の再リリースは「Amazon Records」のディスク・オンデマンドサービスでの復刻となりますので、「Amazon.co.jp」での限定販売品となります。お近くのCDショップや楽器店、またCAFUAのwebショップでの販売はございませんので、あらかじめご了承ください。

  • 神奈川大学吹奏楽部 交響曲「ワインダーク・シー」リリース

    Date: 2017.05.24 | Category: NEWS! | Response: 0

    2000年以来、CAFUAが毎年リリースを続けている「神奈川大学吹奏楽部」の最新CDが、2017年5月24日にリリースとなります。1月4日に東京芸術劇場で開催された「第52回定期演奏会」を収録したライブ盤、注目はなんといっても、今もっとも注目されているジョン・マッキーの大作、交響曲「ワインダーク・シー」を収録している事でしょう。

    交響曲「ワインダーク・シー」(CACG-0262、税抜2,667円)


    ギリシャ神話の英雄オデュッセウスを題材とした約30分の交響曲「ワインダーク・シー」。2015年以降、吹奏楽コンクールで数々の名演が生まれていますが、全曲演奏のCD化は世界的に見ても貴重なものです。戦いを終えて帰還するオデュッセウスに待ち受ける困難の数々を音楽とした全3楽章の交響曲を、完璧な演奏で表現する神大の実力には舌を巻くばかりです。

    神大と言えば、2016年4月に亡くなった真島俊夫さんとの深い繋がりを忘れる事が出来ません。神大が演奏した真島さんの作品集は、さきごろ「真島俊夫 meets 神大」としてリリースさせて頂きましたが、今回の演奏会でも真島作品が演奏されました。

    前奏曲「アプローズ」は、定期演奏会と同じ日同じ会場で引き続いて開催された「Applause to Toshio Mashima ~真島俊夫メモリアルコンサート」で演奏されたライブを収録。奇しくも、CAFUAが初めて神大のライブCDをリリースした2000年の定期演奏会でも演奏された作品。そもそもは神大が全国大会5年連続金賞を達成し、招待演奏となった際に真島さんからお祝いとして贈られた作品でした。真島さんと神大との関係を、これほど象徴する作品はありません。

    「波の見える風景」は、1985年の課題曲として作曲され、真島さんの名を一躍有名にした名曲ですが、その後作曲者の手によって加筆改訂されたのが「波の見える風景(改訂新版)」です。神大は、これまでも定期演奏会で課題曲版を披露しており、CAFUAのライブ盤にも収録しておりますが、「改訂新版」を収録したのは初めての事です。より広大で壮大な印象が強くなった「改訂新版」、課題曲としての制約がなくなり、本当に真島さんが書きたかった音楽が詰め込まれているような印象を受けます。

    神大が定期演奏会で演奏する作品は、クラシックや吹奏楽オリジナルが多いですが、今回の定期では真島さんの「ベイ・ブリーズ」がアンコールとして演奏されました。真島さんの師匠である岩井直溥先生に捧げられたポップス曲ですが、当時岩井先生も真島さんも横浜に住んでおられたとの事で、同じ横浜にある神大とも縁の深い作品。神大の演奏でCDになるのは初めてですが、真島さん直伝のポップスが脈々と根底に流れている事がよく分かるワクワクするような演奏で、天国の真島さんもきっと喜んでおられる事でしょう。

    真島さんの師匠であり、また神大とも縁の深かった兼田敏さん。たくさんのマーチを書かれましたが、中でも「わかくさ」はウキウキするような楽しさが印象的で人気のマーチ。このCDの1曲目をすがすがしい気持ちで聴き始める事が出来るかと思います。

    2016年度の吹奏楽コンクールで神大が全国大会金賞を受賞した作品、リスト(田村文生編曲)の「バッハの名による幻想曲とフーガ」。今回は定期演奏会ですのでノーカット完全版での演奏。造形美、構成美をとことん追求した骨太の演奏は、同曲を演奏するあまたのバンドに最高のお手本になる事間違いありません。

    そして、この定期演奏会ではゲスト指揮者として淀川工科高等学校の名誉顧問である丸谷明夫先生を迎え、十八番である大栗裕「大阪俗謡による幻想曲」も演奏しました。日頃、淀工の演奏でコンクール等で演奏される「俗謡」とはまた一味違う、少し現代的でスタイリッシュな演奏となっております。

    第52回定期演奏会のライブ盤と言いつつ、これだけで既にベスト盤なのではないか、と思える内容の濃さで、またその全てにおいて完璧で完成された音楽を披露する神大吹奏楽部の実力には圧倒されるばかりです。一番の注目は「ワインダーク・シー」でしょうが、他の全ての曲が神大の実力、楽曲の魅力を余すことなく伝える名演ばかり。マーチ、オリジナル、アレンジ、古今洋邦の作品に、更にポップスと、吹奏楽の魅力が全て詰まったアルバムとなりました。吹奏楽を指導されている方には最高の模範として、また吹奏楽の鑑賞を楽しんでおられる方にも是非じっくり拝聴して頂きたいCDとなりましたので、是非お聞きいただければ、と思います。

  • 「レアトラックス 真島俊夫アンソロジー」リリース

    Date: 2017.04.21 | Category: NEWS! | Response: 0

    「CAFUAの録った音で作品集を作って欲しい」2016年1月、真島さんから声を掛けて頂いて、真島作品集の企画がスタート。しかし、その半ばで真島さんは67歳の生涯を閉じました。

    真島さんは、ご自身がかつて在籍していた神奈川大学吹奏楽部との演奏は、特に独立して「真島俊夫 meets 神大」としてのリリースを希望されてましたので、まずそちらを1月にリリースいたしました(CACG-0257「真島俊夫 meets 神大」・3枚組)。そしてこの度、神大が演奏していなかった作品群や、今年1月に開催された「Applause to 真島俊夫 ~真島俊夫メモリアルコンサート」のライブ音源も含む新たな真島俊夫作品集をリリースいたしました。秘曲、名曲、秘蔵音源を含む全3枚組・27曲からなるこの作品集は「レアトラックス 真島俊夫アンソロジー」と名付けました。真島さんの一周忌である4月21日(金)、皆様にお届けいたします。


    CACG-0260 「レアトラックス 真島俊夫アンソロジー」


    今回の作品集では、「オリジナル作品」「管弦楽アレンジ」「マーチ」「ポップス」と大きく分けて4つのカテゴリに分けてお届けいたします。大震災復興を祈念した「ルネッサンス-復興」はNEC玉川の2015年ライブ、名アレンジながらこれまで録音が存在しなかったサン=サーンス「サムソンとデリラより バッカナール」は2005年の龍谷大学吹奏楽部定期の音源を発掘。「メモリアルコンサート」で演奏された中でも特に名演だった淀工の「コンサートマーチ Number 1」や、自衛隊有志メンバーで演奏された「JSDF真島メモリアルバンド」による「チュニジアの夜」、そして同コンサート最後に合同演奏で披露された「宝島」など、真島サウンドの真髄が凝縮された3枚組となっております。

    また、CDブックレットには、未発表だった真島さんのお写真を数多く掲載。これまであまりお見掛けしなかった表情の写真もあり、まだまだ皆さんの知らない真島さんの素顔をご覧いただけるかもしれません。

    「真島さんのためなら」と、実に16の演奏団体、8名のソリストの皆さんにご協力いただいてのCD化となります。知られざる真島俊夫の軌跡と魅力を詰め込んだ真島さんのアンソロジー(名曲集)を、天国の真島さん、そして全国の真島ファンの皆様に捧げたいと思います。

    一周忌を迎えた真島さん。CAFUAでは、先生の遺志を受け継いだ2つの作品集と、ブリッツフィルとの初コラボレーションで実現した作品集「真島俊夫 巴里の幻影 -珠玉の作編曲選-」(ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ)、合計3つのCDをリリースいたしました。後世に渡って真島さんの作品が受け継いでいかれるよう、と願いを込めて、真島特設ページを開設しております。


    http://www.cafua.com/mashima_toshio/


    いずれの作品集も、「真島さんの名作が、後世まで演奏され続け、永遠のスタンダードとして残って欲しい」という願いを込めて制作いたしました。真島さんの魂がこもった傑作の数々を、是非ご堪能ください。

  • 「真島俊夫 巴里の幻影」リリース記念、ブリッツ団員インタビュー!

    Date: 2017.01.25 | Category: NEWS! | Response: 0

    2017年1月18日にリリースしました、ブリッツ フィルハーモニック ウィンズCACG-0258「真島俊夫 巴里の幻影 -珠玉の作編曲選」」。CAFUAレコードがブリッツと手を組んだ初めてのCDにつき、おかげさまでたくさんの方に注目して頂いているようです。

    今回のCDでは、ブリッツ音楽監督の松元宏康さんを始め、団員の皆様非常に士気が高く、2日間のセッションレコーディングでは熱い演奏を惜しげもなく披露して下さいましたし、翌日に同じ曲目で開催された「第28回定期演奏会」での完成度高い演奏は聴衆の皆様に大きな感動をもたらしたようです。ブリッツとCAFUAのコラボレーション、予想以上の化学反応を起こす事が出来ました!

    さて、今回のCD発売にあたり、団員さんにインタビューを行い、TwitterやFacebookで公開いたしました。その全6編+特別篇の松元宏康さんインタビューの計7本の動画をまとめてみました。Facebookへのリンクとなりますが、視聴だけでしたら非会員の方もご覧いただく事が可能です。

    お気に入りの曲、今回のレコーディングについて、また真島先生の作品の事など、様々な思いを語って下さっています。是非ご覧ください!


    ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ音楽監督 松元宏康さん


    サクソフォン奏者(コンサートマスター) 田村真寛さん


    トランペット奏者 柴山貴生さん


    フルート奏者 大塚恵里香さん


    フルート奏者 若山桃子さん


    ユーフォニアム奏者 安東京平さん


    クラリネット奏者(コンサートマスター) 渡邊一毅さん


    CACG-0258「真島俊夫 巴里の幻影 -珠玉の作編曲選」

  • ブリッツフィル「真島俊夫 巴里の幻影」

    Date: 2017.01.11 | Category: NEWS! | Response: 0

    17/1/18発売の新譜「真島俊夫 巴里の幻影 -珠玉の作編曲選-」(CACG-0258)は、CAFUAレコードが「ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ」と初めて手を組んでお届けするアルバムで、真島俊夫先生の作品を長く後世に伝えていきたい、という思いで制作したものです。


    ブリッツフィルは、2003年に「ブリッツブラス」として誕生したプロフェッショナルの吹奏楽団。これまでにワコーレコードさんから「Blitz Brass」シリーズのCDを発売している他、2010年にリリースした「SAX EXPO !」はレコード芸術特選を獲得、2014年には創団10周年記念公演としてベートーヴェン「交響曲第9番<合唱付き>」全曲を演奏するなど、個性的かつハイレベルな活動でファンを魅了しています。

    3/12に開催された「第25回定期演奏会」で、弊社レンタル譜である天野正道先生「ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ」を演奏して頂いた事がきっかけで、音楽監督の松元宏康氏とお話しする機会を持ちました。何度かお会いしているうちに、「せっかくなら、CAFUAさんと何か一緒にやりたい。」というお話も頂き、じゃあ具体的に、と相談しはじめた矢先に、真島俊夫先生の訃報が入ってきました。

    真島先生の作品は素晴らしいものばかりですから、当然これからもずっと演奏され続けるだろう、とは思っておりますが、一方で、「三つのジャポニスム」「鳳凰が舞う」など特に人気のある作品、また「宝島」「カーペンターズ・フォーエバー」などアレンジポップスは多く演奏されるだろうけど、それ以外の作品は、ひょっとすると時が経つに連れて人々の記憶から薄れていくのではなかろうか…、そんな危惧の念を抱きました。

    真島先生への感謝の気持ちを持って作品集を作りたい。でも、そこでは「ジャポニスム」「富士山」などの、間違いなく演奏され続けるであろう作品をあえて取り上げず、ここ最近耳にする機会が減っていたかもしれない作品ばかりを集めたい。真島先生が書いた数えきれない程の作品群には、特に若い頃の作品で魅力的なものがいっぱいで、これからも未来永劫演奏され続けて欲しい、そんな曲を中心とした作品集にして世に出しませんか。そう松元氏に提案し、具体的に「真島俊夫プロジェクト」が進行する運びとなりました。

    オリジナル作品は、「三日月に架かるヤコブのはしご」「さくらの花が咲く頃」「巴里の幻影」「五月の風」「ニライカナイの海から」の5曲をセレクト。うち4曲は1990年代に書かれた作品で、まだ先生の作品が若さに満ち溢れていた頃、「三つのジャポニスム」が世に出ていない時代の作品を選曲しました。「ニライカナイ」は2010年初演の新しい作品ですが、先生がこよなく愛した沖縄をテーマとした曲だから是非収録しようと、特に松元氏からのリクエストもあって選曲したものです。

    アレンジ作品2曲は、これも真島先生が大好きだったフランスの作曲家で、ラヴェルはお馴染みの「ダフニスとクロエ第2組曲」を全曲で。またサン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」は、先生が生前ついに耳にする事がなかった編曲で、今回特にブリッツフィルでの演奏・収録を我々から希望したものです。本来、ソロ・ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲的作品を、(ソリストを立てない)小さめの編成の吹奏楽だけで演奏するという非常に難易度の高いもので、ブリッツフィルのような、高い技術力と音楽性を兼ね備えたバンドでなければ、真島先生の望む音は得られなかったろうと思いますし、きっと「そうそう、こういう演奏を聞きたかった」と先生に喜んでもらえる演奏を収録できたものと思っております。

    真島先生の作品に対し、皆様はどのような印象をお持ちでしょうか?もちろん「ジャポニスム」も「宝島」も名曲ですが、今回収録した7曲を聞いて頂けると、「あぁ、真島先生はなんて素敵な曲をたくさん残してくれたんだろう」という幸せな気持ちになれると思います。

    松元宏康音楽監督を始めとするブリッツフィルの団員の皆様も、CAFUAでのレコーディングを特に意識されて、最高のパフォーマンスを披露して下さいました。7曲いずれもが、過去演奏ないしレコーディングされたものよりも素晴らしいものになったと確信しております。

    真島先生の音楽、CAFUAとブリッツフィルとの化学反応がもたらした最高のアルバム、全ての吹奏楽ファンの皆様に捧げたいと思います。

    ※2016年12月22日にCAFUAのfacebookページにアップした記事に、一部加筆修正した記事です。

  • ブリッツと神大、2つの真島俊夫作品集発売に寄せて

    Date: 2016.12.20 | Category: NEWS! | Response: 0


    「CAFUAさんが録った音で、僕の作品集を作ってくれませんか。」

    2016年1月4日、神奈川大学吹奏楽部定期演奏会後のレセプションで、真島俊夫先生が、当社代表・笠井に声をかけてくれました。とても嬉しいお話しでしたが、一方で、先生の体調の事を存じていましたので、先生がお元気なうちにCD作って喜んでもらわないといけないな、とも思いました。

    当社で過去に録音した真島先生作品をピックアップし、選曲資料を送ったのが4月初旬の事でした。「近日中に連絡します」「(CAFUAで録音がなかった)「五月の風」はいれたいところです」といった返信を頂いた数日後、先生が再入院された、との報。まさか…、と思っているうちに、先生は天国に旅立たれてしまいました。

    お元気なうちに…、という目標は実現できませんでしたが、必ずや「真島俊夫作品集」は作って世に出さないといけない、と決意を新たにしました。特に先生は、かつて学生として在籍されていた神奈川大学吹奏楽部の演奏だけのCDを作って欲しいご様子でした。タイトルは「真島俊夫 meets 神大」にして欲しい、と当社笠井宛でメールも来ておりました。

    亡くなって約一週間後、神大吹奏楽部に足を運び、実は先生がこんな事をおっしゃってて…、と小澤俊朗先生に伝えました。小澤先生は、神大の大先輩であり、吹奏楽部とは半世紀近い繋がりのある真島先生のご意志であれば、という事で全面的にご協力いただける事となりました。

    一方同じ頃、ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ音楽監督の松元宏康さんと「ブリッツ×CAFUAで何かやりませんか?」という話し合いを重ねていました。もしコレボレーションするなら、第1段は絶対的に自信をもって世に出せる内容にしたい、と考えていたところに、真島先生の訃報が入ってきました。そこで、松元さんに提案しました。「真島先生の作品集を作りませんか?しかも、ブリッツじゃなきゃ絶対に出来ない、後世に語り継がれるような作品集を…。」

    真島先生の作品を片っ端から聞き、何度も話し合いを重ねました。「三つのジャポニスム」など盛んに演奏される作品をあえて曲目に加えず、「宝島」のようなポップス作品も取り上げず。名曲として後世に残さなくてはいけない、そして「作曲家・真島俊夫」の道標として欠かせない作品を集めたい。それなら「巴里の幻影」か、それに「三日月に架かるヤコブのはしご」も取り上げたい、フランス作曲家のアレンジ作品も収録したい…。最終的に選んだ7曲は、先日「第28回定期演奏会」でも取り上げられ、お客様に大きな感動と感銘をもたらした事は記憶に新しいところです。

    真島先生の一言から始まった、神大による作品集「真島俊夫 meets 神大」と、ブリッツとのコラボレーションからスタートした「真島俊夫 巴里の幻影 -珠玉の作編曲選-」。新春、2つのCDを世に送り出せるのも、真島先生が素敵な作品を数多く残してくれたからに他なりません。天国にいらっしゃる真島先生に、心からの感謝の気持ちを届けたいと思います。

    なお、両CDは「2017年1月18日」の全国リリース予定ですが、「真島俊夫 meets 神大」については1月4日の「”Applause to 真島俊夫”真島俊夫メモリアルコンサート」(東京芸術劇場)での先行発売を、またブリッツの「真島俊夫 巴里の幻影 -珠玉の作編曲選-」については1月11日の「ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ第29回定期演奏会」(渋谷区文化総合センター大和田「さくらホール」)会場での先行発売を予定しておりますので、会場にお越しの方は是非販売ブースにお立ち寄り下さい。いずれも、真島先生への思いをギュッと詰め込んだ特別なCDとなっております。

    それぞれCDの収録曲等詳細については、また改めてこちらでご案内させて頂きます。

    ※2016年12月14日にCAFUAのfacebookページにアップした記事に、一部加筆修正した記事です。

  • ブリッツ・フィル × CAFUA 真島俊夫作品を

    Date: 2016.09.05 | Category: NEWS! | Response: 0

    春に惜しまれつつ亡くなった作曲家・真島俊夫の魅力を、コンサートとCD作品で伝えようと、ブリッツ・フィルとCAFUAがコラボレーションすることになりました。
    11月30日に行われるブリッツ・フィルの定期演奏会は、編曲作品を含めてオール真島俊夫プログラム。選曲はブリッツ・フィル音楽監督の松元宏康氏とCAFUAで、我々ならではの選曲を!と意気込んで行いました。

    吹奏楽曲で有名な3部作や素晴らしいポップス・ジャズのアレンジ曲が多い中、今回はあえて演奏される機会が少ない作品を取り上げる事に。前半は吹奏楽オリジナル曲で、華麗で色彩豊かな傑作「三日月に架かるヤコブのはしご」やコンクール課題曲の「五月の風」、桜をイメージして書かれた美しい「さくらの花が咲く頃」など5曲。
    後半は編曲作品、サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」と「ダフニスとクロエ第二組曲」。どちらも隠れた名アレンジで、真島氏ご本人も気に入っていた2曲です。


    ◆第28回定期演奏会 巨匠 真島俊夫 ― 音楽と煙の向こうに見えるもの
    ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ
    指揮:松元宏康(ブリッツ・フィル音楽監督)

    日時:2016年11月30日(水) 開演 19:00 開場 18:15
    場所:サンパール荒川 大ホール

    ◆プログラム
    三日月に架かるヤコブのはしご
    さくらの花が咲く頃
    巴里の幻影
    五月の風
    ニライカナイの海から
    序奏とロンド・カプリチオーソ(カミーユ・サン=サーンス/真島俊夫 編曲)
    バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第二組曲(モーリス・ラヴェル/真島俊夫 編曲)


    BPW20161130-F-check-20160829-1


    ◆チケット料金(全席自由)
    
一般/前売 3,500円(当日 4,000円)
    
学生/前売 2,000円(当日 2,500円)
    詳しくはBlitz Philharmonic windsホームページ


    この演奏会のプログラムを全曲CDとしてリリース予定。
    演奏会のライブ録音ではなくセッションによる新録音となります。演奏会前にレコーディングを行い発売は2017年、年明けになります。
    発売に先駆けてブリッツ・フィルの第29回定期演奏会(2017年1月18日 川崎市多摩市民館大ホール)で先行発売予定。またこの演奏会「第28回定期演奏会 巨匠 真島俊夫 ― 音楽と煙の向こうに見えるもの」のロビーでも特価にてCD予約ができ、特典も考えております。

    幅広い楽曲群からこれぞ真島作品という楽曲を選曲したこのコンサートとCD、まずは是非ともコンサートに足をお運び頂き、真島作品の素晴らしさを体感して下さい!

  • アンサンブル新譜紹介②金管編

    Date: 2016.07.20 | Category: NEWS!, アンサンブル紹介 | Response: 0

    こんにちは! 本日も、前回に引き続き今夏発売のアンサンブル楽譜をご紹介していきたいと思います。今回は金管アンサンブル編です!

    幻影
    「幻影~3本のホルンのための~」
    作曲:松下倫士
    演奏時間:約5分
    販売価格:4,000円(税別)


    こちらの作品は、編成違いで3種類ございますのでご注文の際はご注意くださいね。
    ホルントリオ編成はすっきりとしたサウンドが特徴になっています。
    ロシアの森にすむといわれる、「レーシー」という精霊を題材とした3楽章構成で、通して演奏すると5分ほどの作品です。
    森の表現はホルンが得意とするものの一つ。深く暗い森の中、神秘的で不可思議だけれど、むかしから隣に住んでいる…近くて遠い存在の精霊と人との交わりを描いています。


    幻影Ⅱ
    「幻影Ⅱ~4本のホルンのための~」
    作曲:松下倫士
    演奏時間:約5分
    販売価格:4,000円(税別)


    続いてこちらはホルンカルテット版です。楽想はホルントリオ版とほぼ同じですが、カルテットはホルンアンサンブルの代表的な形態でもあり、低音や内声の充実により豊かな響きを得ることが出来ます。
    森はより深く広く、精霊の力もより強く…感じることが出来そうですね。
    各パートがタイミングをずらして入るベルトーンや、ストップ音の使用など、テクニックをアピール出来るポイントも随所にちりばめられています。


    幻影Ⅲ
    「幻影Ⅲ~4本のトロンボーンのための~」
    作曲:松下倫士
    演奏時間:約5分
    販売価格:4,000円(税別)


    さらに今回、トロンボーンカルテット版もご用意いたしました。楽曲の内容は共通のものですが、ホルンとトロンボーンでは生まれるサウンドがかなり変わってきます。
    全体的に調性感が薄く、近・現代的な和声のアプローチが、トロンボーンとも好相性ではないでしょうか(ホルン版のストップ奏法の箇所は、トロンボーン版では通常の弱奏になっています)。
    ホルン版の参考音源を準備中ですので、トロンボーンプレイヤーの方もぜひチェックしてみて下さい!


    最後は金管5重奏曲です!
    cradle_dance
    「クレイドル・ダンス」
    作曲:朴守賢
    演奏時間:約4分半
    販売価格:4,000円(税別)


    「クレイドル・ダンス」=”Cradle Dance”。”Cradle”は、ゆりかごのことです。
    ゆりかごに眠っている幼子のまどろみ、毎日の冒険と新しい発見、それを見守る親の視線や心といったものを、調性やリズムの工夫によって描いており、どこか古風で懐かしい感じのする作品です。
    金管5重奏の、コンパクトながら多彩な表現力を存分に生かすことが出来ます。

    金管5重奏って、ちょっと贅沢な編成だと思いませんか? 贅沢な編成のアンサンブルには、贅沢な時間を過ごせる作品を。優しさと勇気を湛えたこの作品も、ぜひ選曲リストに加えてみて下さいね。


    …というわけで、本日いよいよ発売となりました、今夏のアンサンブル新譜から、金管アンサンブルの楽譜をご紹介させて頂きました。
    アンサンブルを通じて、ひとと音楽を奏でる喜びの原点へ、そしてより“密”な音作りへ。
    既刊と合わせ、今回ご紹介した新たな作品たちを、お役立て頂けましたら幸いです!


    楽譜事業部
    高橋

  • アンサンブル新譜紹介①木管編

    Date: 2016.07.15 | Category: NEWS!, アンサンブル紹介 | Response: 0

    こんにちは! 各地で吹奏楽コンクールの地区予選なども始まり、暑さもまして、ついに夏来たれり!?な毎日ですね。
    これからが夏本番というこの時期ですが、秋シーズンから気になってくるアンサンブルの新譜を、今年は7月20日(水)に一挙9点発売させて頂きます。こちらのブログで、二つの記事に分けてご紹介して参りますので、どうそお付き合いくださいませ。
    一回目の今日は、木管アンサンブル作品のご紹介です。まずはこちらから。


    小動物フルート版
    「小動物は駆け回る~フルート四重奏のために~」
    作曲:下田和輝
    演奏時間:約5分
    販売価格:4,000円(税別)


    期待の若手作曲家、下田和輝氏によるフルート四重奏曲です。
    タイトルの通り、ちっちゃくて、フワフワとして、すばしっこい小動物をイメージした作品で、音楽の中に取り入れられた機敏で不規則な動きなどもあいまって、思わず聴きながらニコニコしてしまいそうな可愛らしい作品です。
    フルートアンサンブルの音色もまたそうしたイメージにぴったりですが、今回はクラリネット四重奏版もご用意させて頂きました。


    小動物クラリネット版
    「小動物は駆け回る~クラリネット四重奏のために~」
    作曲:下田和輝
    演奏時間:約5分
    販売価格:4,000円(税別)


    主要な楽想は共通のものですが、楽器の音域に合わせて調を変更し、また楽器の特性に合わせて一部メロディーを変えているところがあります。
    共通の楽想であっても、音域も音色も得意な運動能力も違えば、おのずと聞こえるキャラクターも変わってきます。
    フルートチームとクラリネットチーム、それぞれ取り組んで、聴き比べをしてみるのも面白そうですね!

    続いてはこちらの作品!

    ナゴミタクリ
    「ナゴミタクリ~クラリネット四重奏のための~」
    作曲:阿部勇一
    演奏時間:約5分
    販売価格:4,000円(税別)


    アンサンブルコンテストのプログラムでも、その作品を驚くほど多くの団体に取り上げられている阿部勇一氏によるクラリネット四重奏曲。「ナゴミタクリ」は岩手に言い伝えられている天狗・妖怪の類で、一説には「こたつで怠けている者の足に出来た、やけどのかさぶたをはぎたくっていく妖怪」ともいわれています。
    4thクラリネット奏者は持替で岩手の楽器である南部風鈴(二つ使用)とマラカスも演奏します。
    恐ろしく、奇怪で、里人には理解しがたいようでいて、どこか愛嬌やユーモラスなところがある…そんなナゴミタクリのイメージ、そしてナゴミタクリが居る世界のイメージが、作品の中に込められています。

    阿部氏作曲のクラリネットアンサンブルをもう1曲!

    リブレメンテ
    「リブレメンテ~クラリネット8重奏のための~」
    作曲:阿部勇一
    演奏時間:約5分半
    販売価格:4,400円(税別)


    こちらはエスクラからアルトクラ、コントラバスクラまで用いた大所帯、いわゆるクラリネット8重奏の編成です。
    広い音域、ダイナミックレンジ、8重奏の力強い響きを、タンゴ調の音楽の中で“感情”“歌”といったコンセプトのもとで存分に生かせる作品となっています。
    たとえばイメージする色は赤と黒。静と動、秘めたる情熱のエネルギーを感じて、そして音にすることが出来れば、きっと燃えるようなひと時を聴衆に届けることが出来るでしょう。

    木管アンサンブル編の最後にご紹介するのはこちらの作品!

    カンパリ・アペリティーヴォ
    「Campari Aperitivo」
    作曲:日景貴文
    演奏時間:約7分
    販売価格:4,500円(税別)


    こちらも話題の若手作曲家、日景貴文氏によるサクソフォーン四重奏曲です。タイトルは、「食前のカンパリ酒」といったところ。カンパリと言えば、カクテルのスピリッツとしてもポピュラーなお酒ですが…実はちょっと苦くて、それほど飲みやすいタイプのお酒ではないですよね。
    セミプロカルテットの委嘱作品とあって、難易度は少々…いえ、かなり…?高めです。
    しかし同時に、「難しいところがカッコイイところ」なのであって、ぜひサクソフォーンプレイヤーの皆さまに取り組んでみて頂きたい作品です。
    たがいに絡み合うリズム、走り出すベースに乗せられて回りだしたら止まらないドライブ感、時にはお酒の力を借りてか、いつも(素面時)にも増してロマンティックに…と、遊び心と興奮が満載なのです。


    ここまで、7月20日発売のアンサンブル楽譜から、木管楽器のためのアンサンブルをピックアップしてご紹介させて頂きました。いずれもCAFUA webショップでご予約受付中です。
    次回は金管楽器のためのアンサンブル作品をご紹介いたします。どうぞ、お楽しみに。


    楽譜事業部
    高橋

  • 小長谷宗一「幻影 Ⅳ.逃げ惑う心」(金管8重奏)レンタル開始!

    Date: 2016.07.01 | Category: NEWS!, レンタル楽譜紹介 | Response: 0

    こんにちは。
    今日から7月となり、夏の気配が色濃くなってきましたね。
    そんな夏の始まりに、こちらの作品の楽譜レンタルを開始致します!

    幻影Ⅳ
    金管8重奏曲「幻影 Ⅳ.逃げ惑う心」
    小長谷宗一
    演奏時間:約4分半
    レンタル価格:10,000円(税別)


    小長谷宗一作曲の金管8重奏「幻影」の第4楽章が、ついにレンタル開始となりました!

    現代社会のゆがみに目を向けたこの作品。第4楽章は「逃げ惑う心-Trying to Escape the Circle-」と題し、いつの世も社会の犠牲となり、不安におびえる民衆の姿を描いています。
    ミュートやストップ、足踏みにブレス(声)等も用いて、現代的な要素を多く含み、
    不安で、切迫し、追い立てられ、追いつめられる心情…そんな印象が伝わってきます。

    この第4楽章で完結、ということなので、この不安・問題の提起に救いはあるのか?気になるところですが、第4楽章の結びは不安定ながらも沈静していくと見せかけて、最後に「?」と疑問形で終わるような不思議なエンディングになっています。
    この問題の結末、落とす処は、演奏者や聴衆に委ねられているのかもしれません。

    第4楽章の演奏は、こちらのCDでお聴き頂けます。
    36thアンサンブルコンテスト大職一般
    第36回 全日本アンサンブルコンテスト <大学・職場一般 編>
    (職場一般の部 4.創価グロリア吹奏楽団)



    また、楽譜を全4楽章同時レンタルして頂く場合、おトクにご利用頂けるセット価格もご用意させて頂きました。

    幻影全4
    小長谷宗一「幻影」(全4楽章セット)
    レンタル価格:23,000円(税別)
    演奏時間:約14分(通奏時)


    アンサンブルのコンサートで、メインプログラムとしてもおすすめです。

    吹奏楽コンクールも間近に迫って参りましたが、その後にひかえた秋のアンサンブルシーズンも気になってくるところ。7月下旬には、アンサンブルの新譜を多数発売させて頂く予定です。
    こちらもどうぞ、お楽しみに!


    楽譜事業部
    高橋

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