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石毛里佳「Down down down」ついに発売!
こんにちは。
Facebookページやオフィシャルツイッターでお知らせをさせて頂いていますが、12月上旬にCAFUAオフィスの住所が変わることになりました。
引越し先もまた茅ヶ崎ですので、「CAFUA=湘南」の図式に変わりはございません(笑)
引き続きご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。さて、引越し直前にも関わらずというところですが、今週はちょっとした新譜ラッシュで、今日は、まさに本日発売となりました石毛里佳「Down down down」をご紹介させて頂きたいと思います。
Down down down
石毛里佳
価格:3,400円(税抜)ソロ・アルトサクソフォーンとピアノの為の、約5分ほどの小品です。
CAFUAのソロ譜はまだこれが2曲めですが、この青色が目印です♪サクソフォーン奏者・國末貞仁氏の委嘱によって書かれたこの作品。
足元を弾かれるような強く原始的なビートにのって、サクソフォーンが縦横無尽に駆け巡る、非常にエネルギッシュでスピード感のある作品です。
狭義の“クラシック”には収まらないような感じがしますが、では前か後かと問うと、答えに窮するところがあります。すこし“前衛的”というのが、近いかもしれません。光と闇、強さとしなやかさなど、ひとつのものの二面性を感じられる作品で、そこはかとなく和の心を思わせるところもあり、華麗なる転調により一瞬にして景色を変えていく様も楽しんで頂きたい魅力の一つ。
ちょうどシーズンに入ったところのフィギュアスケートのようなイメージも面白いかもしれませんね。スピードと美しいポイズで見せる「流れる部分」、細かく技巧的なステップを刻み、ニュアンスを仕込む「テクニカルな部分」等と、似て感じられるところもあるのではないでしょうか。
「石毛里佳が提案する“美しさ”とはどういうものか」「“つよさ”とは」「○○○○とは」と、次第に哲学的・真理的な世界へ、聴く人を誘っていきます。
サイズ(タイム)感からとがり具合、華やかさ、難易度、曲想など、様々な点において
ソロ・コンテストやリサイタルピース、アンコール曲としても「ちょうどイイ!!」という絶妙なバランス。
音楽学校の試験曲にも(笑)おすすめです。石毛里佳「Down down down」が収録されているCDはこちら。
The Last Country
サクソフォーン:國末貞仁
ピアノ:中村真理サックス奏者國末氏の、音楽とサクソフォーンへのまっすぐな思い、真摯な姿勢が伝わってくるアルバムです。
じつは在庫数がかなり少なくなってきております。。。お求めは、お早めに!アルバムタイトルにもなっている、高橋宏樹作曲の「The Last Country」の楽譜もCAFUA webショップで好評発売中です。
ぜひ、あわせてチェックしてみて下さいね!