Archive for 12月, 2019

  • 「第19回東日本学校吹奏楽大会」CDリリース!

    Date: 2019.12.25 | Category: NEWS! | Response: 0

    10月12、13日に石川県・金沢歌劇座にて開催されたコンクールのライブCDをリリースいたしました!


    【中学校部門】(CACG-0294・3枚組)


    【高等学校部門】(CACG-0295・2枚組)


    【小学生部門】(CACG-0296)

    ※CAFUAウェブショップのみ販売のカスタム盤(CD-R)となります。

    (一社)全日本吹奏楽連盟の6支部(北海道、東北、東関東、西関東、東京、北陸)が主催して開催される、小編成(中学、高校)と小学生の「最上位大会」。大編成部門の「全国大会」に相当するコンクールのライブ録音となります。(CAFUAでは、第15回札幌、第17回宇都宮に続いて3度目の収録&リリースとなります。)

    中学・高校部門は最大30名(今大会は最小9名)の団体が、それぞれ30校/18校出場。演奏される作品は、邦人・海外オリジナル・アレンジの古典から最新曲まで幅広いラインナップ。演奏内容も、室内楽的な整った演奏もあり、大編成と変わらないスケール感のある演奏もありで変化に富んでいます。少子化に伴って小編成バンドが増えていくこの時代、人数が少ない事はハンディキャップではなく、大編成とは一味違う魅力がある事に気づかせてくれます。「東日本大会」とは縁のない西日本地域の方にも、是非聞いて刺激を受けて欲しいです。

    小学生部門は人数制限なく(今回は23~60名)、また編成の制約もないのでブラスバンド(金管バンド)で出場している学校もあります。驚くべきはその技量で、音だけ聞いても小学生が演奏している事に気づかないのでは、と思います。アーノルドやグレイアムの難曲を、時には暗譜で(!)演奏する小学生達の演奏は、音楽的にも豊かな表現力を持ち、聞き手の心を大きく揺さぶるだろうと思います。子供のもつ潜在力を巧みに引き出す先生方の指導力に敬意を払うばかりです。

    今回の東日本大会は、台風19号が接近する中での開催となりました。現地金沢は比較的落ち着いた天候だったものの、果たして石川までたどり着けるのか、また帰る事ができるのか?と多くの団体が不安を抱えながらの開催でした。しかし、このライブ録音からそのような事を感じる事はなく、全60団体が1団体も欠ける事無く演奏を披露し、本番に向けて一所懸命努力してきた成果をどのバンドも如何なく発揮した熱いコンクールとなりました。様々な困難がある中で大会を成功に導いた北陸吹連および石川吹連の皆様、またたくさんの感動的名演を生み出してくれた全出場団体の皆様に敬意を表します。

    来年のコンクールに向けて、上位大会の小編成バンドの演奏を聴いて勉強したい、また選曲の参考にしたい、という先生方に是非手に取ってほしいライブ盤となっております。

  • カルテット・スピリタス「The QUARTET II」、レコ芸【特選盤】選出!

    Date: 2019.12.20 | Category: NEWS! | Response: 0

    先日も投稿しました通り、12/20発売の音楽之友社『レコード芸術』誌(2020年1月号)にて、アメリカ海兵隊バンド「ライブ・イン・ジャパン」が【レコード・アカデミー賞】を受賞いたしましたが、同じ1月号の「新譜月評」にて、11月に発売した「カルテット・スピリタス」のニューアルバム、「The QUARTET II」が【特選盤】に選ばれました!

    なお、2012年にリリースした前作「The QUARTET」も同誌で【特選盤】に選ばれておりますので、2作連続受賞の快挙となります!

    今作は、比較的ライトなフランスの四重奏曲を4曲取り上げましたが(ジャンジャン、フランセ、ピエルネ、パスカル)、「親しみやすさに寄りかかって安直に音楽を進めることはなく、アプローチは非常に入念」(後藤洋氏)、「途切れなく続く音の愉悦は、聴いていて思わず身体が動き、笑みがこぼれるほど」(西村祐氏)と高い評価。また、録音評も、各楽器のクリアさと残響とのバランスが美しい、と高評価でした。

    クラシックからポップスまでこなす器用さと幅広い表現力に、類まれなる技術とが高次に融合した「カルテット・スピリタス」ならではのアルバム「The QUARTET II」。サクソフォン四重奏の更なる可能性を感じさせる、今のスピリタスの全てが詰まったアルバムを是非聞いてみてください!


    カルテット・スピリタス「The QUARTET II」
    (CACG-0292 ¥2,800税抜)


    カルテット・スピリタス「The QUARTET」
    (CACG-0191 ¥2,667税抜)

  • YouTube更新情報:生誕250年に向けて!「不滅のベートーヴェン」(真島俊夫編曲)

    Date: 2019.12.17 | Category: YouTube公式チャンネル | Response: 0

    2019/12/17は「楽聖」ベートーヴェンが洗礼を受けて249年(なので前日16日が誕生日だと言われている)。つまり2020年は「生誕250年!」で大いに盛り上がっているはず。2020は五輪だけじゃないんですよ!クラシック界隈がベートーヴェン一色になりそうなので、とっておきの1曲をオススメ!

    不滅のベートーヴェン(編曲:真島俊夫)

    田園、皇帝、合唱付きなど名曲7曲を組みわせたメドレー。その1曲1曲がガチの編曲なので、ほぼオケ通りの音がします。特に英雄と運命はこの調子で全曲版用意してて欲しかったです真島さん!

    そして、この編曲はベートーヴェンの誕生日(伝)である12/16にだけ演奏できる隠し?オプションがあります。その日は曲名も「Happy Birthday to Mr.B」にする事、と真島さんの指示あり。どういう事か、あらかた見当はつくかと思いますが…。

    2020年(特に今頃)の演奏会プログラムの1つに、オススメのメドレーです!

  • 「レコード・アカデミー賞」受賞!アメリカ海兵隊バンド「ライブ・イン・ジャパン」

    Date: 2019.12.11 | Category: NEWS! | Response: 0


    「アメリカ海兵隊バンド ライブ・イン・ジャパン」
    CACG-0291(2CD) ¥3,000(税抜)

    音楽之友社『レコード芸術』誌
    2019年 第57回「レコード・アカデミー賞」受賞!
    【特別部門 吹奏楽/管・打楽器】

    9月11日にリリースしました「アメリカ海兵隊バンド ライブ・イン・ジャパン」が、歴史と伝統ある『レコード芸術』誌の選出する「レコード・アカデミー賞」(部門賞)を受賞いたしました!

    今年5月、165年振りとも言われる奇跡の来日公演を果たしたアメリカ海兵隊バンド。このアルバムには、「日本吹奏楽指導者クリニック50周年記念」として浜松で開催されたコンサートの模様を全曲収録しております。

    このコンサートで客演指揮もつとめた同クリニック委員長の小澤俊朗先生は、今回の来日公演について「1961年のパリギャルド初来日以来の衝撃」と語っています。柔らかく芳醇なサウンド、どこまでも美しい弱音、決して荒れる事のない強奏、どの音色も日本の吹奏楽で経験した事のないような魅力に溢れ、コンサートを鑑賞した2千人の聴衆を驚かせ、そして熱狂させてました。

    「この瞬間から日本の吹奏楽の歴史が変わるかもしれない。」そんな予感すら覚えたコンサートのライブCDをリリースできた事、またこうして「レコード・アカデミー賞」部門賞受賞の名誉に預かった事を嬉しく、誇りに思います。期せずして、CAFUA創業20年目にして初めての受賞となりました(過去にノミネート作はあり)。まだまだ知らない吹奏楽のサウンドがあった事に気づかせてくれるアルバム、是非お聞きになってみてください。

    ※『レコード芸術』誌の本誌への掲載は、12月20日発売の「2020年1月号」となります。そちらも是非お手に取ってみてください。

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