Archive for 7月, 2020

  • 【好評発売中♪ 福田洋介ソロ楽譜】

    Date: 2020.07.30 | Category: ソロ楽譜紹介 | Response: 0

    皆様こんにちは^^ 本日も、前回に続きソロの楽譜をご紹介させて頂きたいと思います!
    7月16日に発売となった福田洋介さんの新譜3曲と、それに先立ち6月に発売された1曲、合わせて4曲をご紹介していきます。
    「ソロはどんな楽器でもOK!」という作品もありますので、最後まで見て頂けましたら幸いです。

    ◆福田洋介作曲「Azure Park」(A.Sax.&Pf.)
    [演奏時間:約9分、税抜4,000円]

    Azureという単語、ご存知でしたか? 英語なんですが、“青空色”という意味です。
    色鉛筆や絵の具の色では、“空色”と“水色”というよく似た色があって、むしろ入っているならどちらか一方、名称はメーカー次第…という感じもありますが、ここでは“空のいろ”として思い浮かんだ色のイメージを大切にとっておきましょう。Parkはいわゆる公園です。

    作品のテーマとなっているのは、「青い空」「公園」「子どもたち」…そして、それを見ている視点、大人の視点です。
    変拍子があり、急激で大きな音楽の変化がある。その内容は、予想出来ない子どもたちの動きや行動そのもの、それに驚き翻弄され、新たに世界を見出す大人たちの感動でもあります。
    身近に子どもがいる、あるいはいたことがあるという方には、一層ある種のシンパシーを感じて頂けるのではないでしょうか。

    3つの部分に分かれた構成になっており、初めは変拍子で活発、中間は少しゆっくりと感慨にひたれそうなバラード、3つめのパートはラテンビートの急速なダンスで、最後は遊び疲れて急に寝入ってしまうような音楽になっています。
    もとは2本のサクソフォーンとマリンバのための作品だったということなのですが、ソロSax.とPf.伴奏版の初演動画をシェアして頂きましたのでぜひご覧下さい^^

    「Azure Park」サクソフォーン:宍戸陽子 ピアノ:遠藤龍軌
    https://youtu.be/VUQCtDHkJu0

     

    ◆福田洋介作曲「ソナタ・カフェ」(Cl.&Pf.)
    [演奏時間:約17分、税抜5,000円]

    つづいてはクラリネットとピアノのための作品。ソロと伴奏というよりは、クラリネットとピアノのセッションとか、アンサンブルという感じが強い作品です。
    内容は4つのパートに分かれており、全編スウィングの“1.Cross Talk”、深い祈りを込めた“2.Grace”、クラリネットとピアノがそれぞれにひとりごつ“3.Soliloquy”がしばらく続いた後に、いきなり“4.Dance”が始まるという刺激的な内容になっています。
    クラリネットとピアノ奏者の、遊び心ある良いコンビが組めたら、ぜひ取り組んでみて頂きたい作品です。
    作曲者である福田洋介さんのYoutubeチャンネルで、実演録音を聴くことが出来ます。

    fukudayosukeチャンネル
    https://youtu.be/I571uXNdef8

     

    さて、福田洋介さんの代表作といえば…「さくらのうた」でしょ!という方も沢山いらっしゃると思います。ここで、あの「さくらのうた」にゆかり深い作品を2曲ご紹介したいと思います。

    ◆福田洋介作曲「楓の詩」(Solo&Pf.)
    [演奏時間:約5.5分、税抜3,600円]

    さくらは春、楓は秋の風物ですね。「さくらのうた」は、2012年の全日本吹奏楽コンクールの課題曲でしたが、こちらの「楓の詩(うた)」はそれに先立って作曲されました。つまり、“楓”あっての“さくら”、「さくらのうた」はこの「楓の詩」のアンサーソングだったわけですね。
    「楓の詩」も初めは吹奏楽作品だったということなのですが、今回はピアノ伴奏つきソロ器楽曲として、またソロ楽器は“お手持ちのどんな楽器でもOK!”ということで、ソロ譜をin Cの楽譜でご用意しています。
    「もしソロパートをA.Sax.で演奏してみたらどうなるか?」がよく分かる、ソロ版初演時の動画(Solo A.Sax.&Pf.)をこちらでご覧頂けます。

    「楓の詩」サクソフォン:松下洋、ピアノ:黒岩航紀
    https://youtu.be/5-z5E-ixaxs

    ソロだけじゃなく、ピアノパートも素敵なんですよ~~!
    また、「自宅で、一人でも」もっと楽しんで頂けるように、ソロパート抜きの伴奏デモ音源も用意してみました!

    「楓の詩」マイナスワン伴奏音源
    https://youtu.be/xFGBlU5pV3o

     

    では、最後にもう1曲!

    ◆福田洋介作曲「夜桜」(Solo&Pf.)
    [演奏時間:約6分、税抜3,600円]

    こちらは、桜は桜でも、夜の桜。弱奏により、桜花の儚さが際立って感じられる作品です。弱奏を得意とする楽器といえばクラリネット! こちらの動画で、雰囲気をじっくりと聞いてみることが出来ます。

    「夜桜」クラリネット:山内利紗、ピアノ:山内すみえ
    https://youtu.be/gmO4dWiGQ8k

    この作品も、ソロ楽器はオープンとして、楽譜はin Cでご用意させて頂きました。管楽器にとどまらず、打楽器、弦楽器、その他、視野を広げながら、いろいろな楽器で演奏してみて頂きたいと思います!

    今日も文字ばかり、ちょっと長かったですが、最後までお読み下さり誠にありがとうございます。
    「さくらのうた」ファンの方には、ぜひ、最後にご紹介した「楓の詩」と「夜桜」に、お好きな方からチャレンジしてみて頂けたらと思います。
    そして、ソロのための作品をこれまでになく沢山ご紹介させて頂きましたが、安全を第一としつつも、一日も早く仲間との楽しい吹奏楽の時間、聴衆と感動を共有できる時間が戻ってくることを、私達も切に願っています。

  • 【好評発売中♪ 井澗昌樹ソロ楽譜】

    Date: 2020.07.27 | Category: ソロ楽譜紹介 | Response: 0

    皆さまこんにちは!心配事の多い今日この頃ですが、いかがおすごしですか?
    CAFUAではこの春から、人が集まることに気を使う状況の中、「いま出来ることをお手伝いしよう」と考え、ソロ器楽曲の楽譜ラインナップを広げて参りました。
    本日は、先頃7月13日に発売致しました、井澗昌樹さんのソロ器楽曲を三つご紹介したいと思います^^

    ◆井澗昌樹作曲「詩曲Ⅰ」(Trb.&Pf.)
    [演奏時間:約10分、税抜4,000円]

    ソロトロンボーンとピアノ伴奏のための作品です。
    CAFUAでは以前から、木管3重奏の「詩曲Ⅱ」をお取り扱いしていて、アンサンブルコンテストでもしばしば演奏される人気作品となっておりますが、“Ⅱ”と題されていることは長らく皆さんの心に疑問を投げかけていたことと思います。「Ⅰはあるのか、どうなっているのか」と…
    この度ついに出版の運びとなった「詩曲Ⅰ」は、タイトルに振られた番号の通り「詩曲Ⅱ」に先立って作曲されました。
    作品が生まれる発端となった動機は(モチーフという意味ではないと思います)、ⅠとⅡで同一・共通のものだということですが、Ⅰの方でより内向きに表現されていると作曲者自身がその解説の中で語っています。
    それについて考えるとき、たとえば、Ⅱは3重奏で、Ⅰは伴奏を伴うソロであるということも、都合が良いというか、マッチしているというふうにも考えられそうです。
    音楽を通じて作曲者や自分の心のうちを深く見つめるとき、静かに集中するには一人でそれを行うのが良さそうな気がしますが、それでもなおピアノ伴奏がありますので、お互い妨げになるのではなく、同じ道を歩く同志のように助け合って奏でる、そのような気持ちで取り組んでみてはいかがでしょうか。
    また、必ずしも“短期で仕上げる”というふうには考えず、時間をかけて向き合う人の心の課題のように、意識のどこかにこの曲の存在を持ち続けて、折々に思い出したように演奏してみるというのも面白そうです。きっと時がたつにつれ、一層深い味わい、新鮮な発見をもたらしてくれることでしょう。

    ちょっと抽象的な紹介になってしまいましたが、他の部分に触れますと、ソロ・伴奏パートともに読譜にまずエネルギーを使うタイプの作品で、その次に演奏すること、合わせることにそれぞれ力を使う上級者向けの作品です。また作品の質として、精神的、抽象的、文学的、哲学的、内向的…このような要素に親しみのある方におすすめです。プレーヤーになにかしらの理解や共感があってこそ、聞く人にも何かが伝わっていくことと思います。

    1曲目から長くなりました(^^;
    次の作品にいきましょう!

    ◆井澗昌樹作曲『詩曲Ⅲ「飛べない」』(Tuba&Pf.)
    [演奏時間:約5分、税抜3,800円]

    こちらはなおレアな、伴奏つきTubaソロ作品となっております。
    「詩曲」シリーズをⅠ、Ⅱ、Ⅲ、と並べてみて、このシリーズに共通するものはなんだろう…と考えるのは面白いテーマですね。楽器ではないし、ソロかアンサンブルかということでもないんですね。
    古典的な音楽の形式にはまらない…といえば、「自由な」という言葉がすぐに思い浮かびますが、今までの作品を見て考えますと、逆に「不自由」という言葉がよさそうです。
    “何か”から不自由である。それは“作曲者の何か”であり、それこそがこの詩曲シリーズに共通する要素なのかもしれません。Ⅳ以降続いていく作品があるのか、どうなるのかも楽しみになってきますね。

    こちらの作品は、残念ながら現状試聴音源などをご用意出来ておりません。それほど、演奏も簡単ではなく、またデモ音源を作成することも容易ではない作品ということで…店頭で楽譜を手に取って見て頂くか、ご購入頂いて、見て音出ししてみて頂くということになってしまうのですが、実は商品の詳細ページで楽譜の画像をクリックして頂くと、スコアの1ページめを見ることが出来ます。
    この作品は特に、楽譜から伝わってくる雰囲気があると思いますので(冷や汗出ますよ~)、ご興味を持たれた方はぜひ見てみて下さいね!それと、現在CAFUA webショップでは販売譜とCDが全品15%割引になるセール中ですので(中にはさらにお買い得な商品もあります)、普段ですとちょっと手を出しにくい「難しそう」「音源がなくてどんな曲か分からない」という楽譜もお求め安くなっております。このチャンスをぜひお役立て下さい^^

    さて、2曲めも長くなってしまいました!最後の曲に参りましょう!

    ◆井澗昌樹作曲「Aflutter」(A.Sax.&Pf.)
    [演奏時間:約7分、税抜3,800円]

    この曲は!全曲通して視聴できる演奏動画をご提供頂きましたので、皆さま是非じっくりとご覧下さいませ(T▽T)
    タイトルは「アフラッター」と読みます。
    作曲者による解説文に比較的分かりやすく書かれていますが、作品の着想ポイントは“心臓”とそれに関わる“言葉”にあります。
    その“言葉”というのがすなわち“atrial flutter”…不整脈の一つである、 “心房粗動”を表す英単語なのですが、さらにここに、作曲者自身が吹奏楽を通して“flutter”という単語と意味に親しんでいたからこそ、これらのイメージが直ちに連結したわけですね。
    「胸を締め付ける息苦しさ(もしかしたら生き苦しさ)」は…字の通り、そのままでは苦しいつらいものですが、少し視点をずらせば、いま生きていることの確かさでもあり、またそれを曲にしたり演奏したりすれば、多くの人に伝えながら芸術として表現し昇華することが出来ます。
    というわけで、「芸術とは、表現とは、いかなるものか?」と考えながら演奏してみると、音符や心臓のこと、息苦しさのことだけにフォーカスするのとはまた違う音楽が生まれそうですね。

    ついつい文字が多くなってしまいましたが、最後までお読み下さりありがとうございます!
    井澗作品ファンの方、内省を通じてご自身の音楽を深めたい方におすすめのソロ作品をご紹介させて頂きました。
    CAFUAのソロ楽譜は、青いジャケットが目印です!サイトや店頭で探して頂く際はぜひお役立て下さい♪

  • 【ご案内】送料導入ならびに一部商品の販売価格引き下げについて

    Date: 2020.07.03 | Category: NEWS! | Response: 0

    日頃はCAFUAレコードWEBショップをご愛顧いただき、ありがとうございます。

    さて、これまで当webサイトでは全商品送料無料(レンタル楽譜を除く)にて運営してまいりましたが、昨今の状況を鑑みまして、2020年7月10日(金)より、商品購入に際し送料のご負担をお願いする事となりました。どうぞご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、同日よりCD・販売楽譜の15%引きでの販売、セール品の拡充、閲覧スコア(POST de スコア)の価格引き下げなど実施いたします。

    今後ともよろしくお引き立てのほど、お願い申し上げます。

         記

    (1)以下の商品を、7/10(金)より定価の「15%引き」にて販売いたします。(当オンラインショップ限定)
    ■CD
    ■販売楽譜
    ※レンタル楽譜、閲覧スコア(POST de スコア)、カスタム商品、グッズは対象外となります。

    (2)一部のCD・販売楽譜は、30~50%引きのセール価格にて販売いたします。
    割引価格および販売時期は対象商品によって異なります。

    (3)送料として、一律500円(税抜)をご負担ください。ただし、5,000円(税込)以上のお買い物では送料無料となります。
    ※レンタル楽譜は、提示価格に送料500円(税抜)が含まれており、一律でご負担をお願いしております。

    (4)閲覧スコア(POST de スコア)の価格を、「1,500円(税抜)」から「1,200円(税抜)」へと変更いたします。
    ※5,000円までのご注文の場合は、(3)記載の通りの送料がかかります。

    (5)レンタル楽譜ないし閲覧スコア(POST de スコア)とCDを同時注文される場合のCD値引率を、「30%引き」から「10%引き」へ改定いたします。
    ※販売価格から更に10%引きとなりますので、例えば15%引きCDとの組み合わせの場合は「15%引き販売価格から、更に10%引き」となります。

  • 神奈川大学新譜「展覧会の絵」リリース!

    Date: 2020.07.01 | Category: NEWS! | Response: 0


    M.ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」(CACG-0298)

    2020年1月に東京芸術劇場で開催された、神奈川大学吹奏楽部の第55回定期演奏会ライブCDが登場!

    メイン曲「展覧会の絵」はラヴェル版に基づき全曲を演奏。神大ならではの風格ある堂々とした演奏は、じっくり腰を据えて聞きたくなります。冒頭のトランペットをはじめ、要所要所のソロも素晴らしく、さすがと唸ります。

    1曲目のバッハ「シャコンヌ」は、故・小林久仁郎氏の編曲によるもの(「ネクサス音楽出版社」刊)。荘厳でずっしりとしたバッハを聞くと、自然と背筋がピンとしてきます。一方、2曲目のジーク「チューバ協奏曲」はドラムセットも使用する、ちょっとロックな曲調の楽しい曲。最も重い金管楽器でこれだけ軽妙に演奏できる、ソリスト・田村優弥の実力にも注目!今後の活躍が楽しみです。(こちらの指揮は、定期演奏会では初めての登場となる甘粕宏和によるものです。)

    そして今回のアルバムには、特別に昨年5月の「2019ジャパンバンドクリニック」ライブ音源も収録!あの「アメリカ海兵隊バンド」の歴史的な公演の翌日、同じステージでのライブです。

    「クードヴァン国際交響吹奏楽作曲コンクール」で第1位となった芳賀傑「水面に映るグラデーションの空」は既に「響宴」ライブ盤でもCD化されていますが、今回は音楽監督・小澤俊朗の指揮によるもので、より深みを増し、目の前に自然と景色が広がるような雄大さを湛えており、作曲者の芳賀も「最高の演奏」と太鼓判をおす名演です。締めくくりの1曲も「バンドクリニック」ライブで、キングの名サーカスマーチ「バーナムとベイリーのお気に入り」でゴキゲンに!これも、過去の神大CDでは収録した事のない貴重な演奏です。

    コロナの影響により例年より遅れてのリリースとなりましたが、音楽的充実度は2000年以降にリリースした神大ライブ盤の中でも最高のものでは?と思わせられるほどのものです。コンクールとは違った表情を見せる神大の実力と音楽性をじっくりご堪能ください!

    ★神奈川大学吹奏楽部のCD、好評発売中!

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