• 「レアトラックス 真島俊夫アンソロジー」リリース

    Date: 2017.04.21 | Category: NEWS! | Tags:

    「CAFUAの録った音で作品集を作って欲しい」2016年1月、真島さんから声を掛けて頂いて、真島作品集の企画がスタート。しかし、その半ばで真島さんは67歳の生涯を閉じました。

    真島さんは、ご自身がかつて在籍していた神奈川大学吹奏楽部との演奏は、特に独立して「真島俊夫 meets 神大」としてのリリースを希望されてましたので、まずそちらを1月にリリースいたしました(CACG-0257「真島俊夫 meets 神大」・3枚組)。そしてこの度、神大が演奏していなかった作品群や、今年1月に開催された「Applause to 真島俊夫 ~真島俊夫メモリアルコンサート」のライブ音源も含む新たな真島俊夫作品集をリリースいたしました。秘曲、名曲、秘蔵音源を含む全3枚組・27曲からなるこの作品集は「レアトラックス 真島俊夫アンソロジー」と名付けました。真島さんの一周忌である4月21日(金)、皆様にお届けいたします。


    CACG-0260 「レアトラックス 真島俊夫アンソロジー」

    今回の作品集では、「オリジナル作品」「管弦楽アレンジ」「マーチ」「ポップス」と大きく分けて4つのカテゴリに分けてお届けいたします。大震災復興を祈念した「ルネッサンス-復興」はNEC玉川の2015年ライブ、名アレンジながらこれまで録音が存在しなかったサン=サーンス「サムソンとデリラより バッカナール」は2005年の龍谷大学吹奏楽部定期の音源を発掘。「メモリアルコンサート」で演奏された中でも特に名演だった淀工の「コンサートマーチ Number 1」や、自衛隊有志メンバーで演奏された「JSDF真島メモリアルバンド」による「チュニジアの夜」、そして同コンサート最後に合同演奏で披露された「宝島」など、真島サウンドの真髄が凝縮された3枚組となっております。

    また、CDブックレットには、未発表だった真島さんのお写真を数多く掲載。これまであまりお見掛けしなかった表情の写真もあり、まだまだ皆さんの知らない真島さんの素顔をご覧いただけるかもしれません。

    「真島さんのためなら」と、実に16の演奏団体、8名のソリストの皆さんにご協力いただいてのCD化となります。知られざる真島俊夫の軌跡と魅力を詰め込んだ真島さんのアンソロジー(名曲集)を、天国の真島さん、そして全国の真島ファンの皆様に捧げたいと思います。

    一周忌を迎えた真島さん。CAFUAでは、先生の遺志を受け継いだ2つの作品集と、ブリッツフィルとの初コラボレーションで実現した作品集「真島俊夫 巴里の幻影 -珠玉の作編曲選-」(ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ)、合計3つのCDをリリースいたしました。後世に渡って真島さんの作品が受け継いでいかれるよう、と願いを込めて、真島特設ページを開設しております。



    http://www.cafua.com/mashima_toshio/

    いずれの作品集も、「真島さんの名作が、後世まで演奏され続け、永遠のスタンダードとして残って欲しい」という願いを込めて制作いたしました。真島さんの魂がこもった傑作の数々を、是非ご堪能ください。