• 全国大会演奏作品紹介1/5

    Date: 2013.10.30 | Category: NEWS! | Tags:

    こんにちは! 今年の吹奏楽コンクールも、ついに終わってしまいましたね。
    出場団体、関係各所の皆様、大変お疲れ様でした。
    しばらくの間、「秋のレンタル楽譜紹介」はお休みさせて頂き、コンクール全国大会で演奏されたCAFUA取り扱い楽曲についてご紹介させて頂きたいと思います。どうぞお付き合いくださいませ。

    本日ご紹介するのは、こちらの作品です。
    ラフォルム
    ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ
    演奏時間:約13分
    レンタル価格:32,000円(税別)

    文教大学吹奏楽部が演奏し、見事金賞を受賞しました。

    タイトルはフランス語で、楽譜中の発想標語・楽器名などもすべてフランス語で書かれています。タイトルを日本語に訳すと、「それぞれの愛のかたちは、万華鏡のごとく移り変わる」という意味なのですが、カタカナでなくフランス語の表記でタイトルを見れば、なんとなくお分かりいただけるのではないでしょうか。

    ≪ La forme de chaque amour change comme le Kaleidoscope ≫

    これがフランス語での表記です。 ≪ chaque≫は“それぞれの(each)”、 ≪ Kaleidoscope ≫は“万華鏡”という意味です。 ≪ comme ≫は“~のように(like)”ですね。

    創価グロリア吹奏楽団と同楽団指揮者の佐川氏からの委嘱を受け2003年に書かれたこの作品は、タイトルの通り「さまざまな愛のかたち」をテーマにしています。
    冒頭の、幻想的で美しくロマンチックな印象に始まり、実にヴァリエーションに富んだ表情を見せる様はまさに万華鏡のようでありますが、それをたったひとことに集約出来てしまう“愛”という概念も、まったく偉大であると感じずにはいられません。

    全国大会での文教大学の演奏も、即売CDで早速聴かせて頂きましたが、何度か聴いただけでも“豊潤さ”“華やかさ”“素朴さ”“勇ましさ”“軽やかさ”“濃やかさ”“ジャジーでアンニュイに漂う”“メリハリが感じられる”など、沢山の印象を感じ取ることができ、それもまた“万華鏡のようである”ということが出来ると思います。

    コンクールでは演奏時間の制限から、曲をカットして演奏していますが、楽譜通りフルで演奏したものを収録したCDをリリースしておりますので、ぜひ参考にして頂きたいと思います。

    SWANLAKE
    SWAN LAKE
    指揮:佐川聖二
    演奏:創価グロリア吹奏楽団

    チャイコフスキーの名作バレエ音楽“白鳥の湖”を含む、とても聴きごたえのある1枚となっております。

    この後も、全国大会で演奏された楽曲をご紹介していきたいと思います!
    どうぞお楽しみに♪