• 「CAFUAセレクション2015」もうすぐリリース!その1

    Date: 2015.01.21 | Category: NEWS! | Tags:

    「CAFUAセレクション2015『風を織る』」が2月6日(金)に発売になります!

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    「CAFUAセレクション2015 コンクール自由曲選『風を織る』」

    選曲委員:加養浩幸、天野正道、鈴木英史

    指揮:加養浩幸、手塚裕之 音楽隊長

    演奏:海上自衛隊東京音楽隊

    定価2,667円(税抜価格) CACG-0228


    今年は約1ヶ月早めてのリリースとなったCAFUAセレクション12作目!

    制作の都合上、イレギュラーの金曜日発売となります。

    さて、今年も邦人作品と海外作品を含む10曲を収録。今回は少しだけ曲を一部ご紹介します。


    年々需要が増している小編成作品は、今作では4曲収録。

    これまでのシリーズの中で、16名での演奏が最低人数だった「ゲマトリア(2010収録)」。

    それを上回る小編成作品を今回は収録!


    高橋伸哉氏の「ノーザン・パレット」は12名(うち2名がパーカッション)から演奏可能です。

    選曲の段階で頂いたのは9名の作品でしたが、そこからトロンボーンとパーカッション2パートを追加して頂きました。

    全体的に穏やかながら少人数の軽快さがある作品です。とは言っても、12名とは感じられない安定した響きが得られます。

    そして、福島弘和氏も21名(うち4名がパーカッション)から演奏可能な小編成作品「山麓の街にて」

    「山麓」と言うと日本の山々のイメージですが、作曲者が目指したのはアルプスを見渡すようなヨーロッパの街並み。

    委嘱元がオーストリアのサンクトアントン村と姉妹都市ということで、オーストリアの作曲家の作風を意識して作曲されました。

    壮大でゆったりとした雰囲気からワルツのような軽やかさと、様々な表情を見せてくれます。

    そして、海外作品。

    日本でも大人気の作曲家スウェアリンジェンは、「2011」以来の収録となりました。

    「オブ・タイム・アンド・チェンジ」も小編成作品(最低人数30名)で、まさにスウェアリンジェンの作品!というべき安心感のあるサウンドが響きます。本作はモチーフとしているメロディー(おそらく多くの方がご存知のメロディー)もあり、より馴染みの深い作品となると思います。

    毎回良作を生み出しているシェルドンは、小編成ながら少しグレードは高めの作品「アルゴナウタイの凱旋」

    実は、小編成でもグレードが高い作品を演奏したい!というお声も多く頂いており、今回選曲してみました。

    冒頭から輝かしいファンファーレ、テンポの緩急をつけながらも終始緊張感を纏った雰囲気は、かっこいい!の一言。是非、挑戦して頂きたい作品です。

    ということで、今回は小編成の4曲を紹介致しました。

    発売日をお楽しみに!


    ●曲目●

    1. アルゴナウタイの凱旋 (ロバート・シェルドン)

    2.「風を織る」~吹奏楽のためのセレナード (鈴木英史)

    3. ノーザン・パレット (高橋伸哉)

    4. トラジチニ・ソナタ・ナ・ジュレバカ・イ・プウォーヴエ (天野正道)

    5. 山麓の街にて (福島弘和)

    6. 随想曲「模索」 (岩井直溥)

    7. オブ・タイム・アンド・チェンジ (ジェームス・スウェアリンジェン)

    8. 雛祭り幻想 (酒井 格)

    9. 吹奏楽の為のアニマ (朴 守賢)

    10. ベラトリックス(吹奏楽版) (樽屋雅徳)