ノアの方舟

この作品は2006年に市川市立新浜小学校吹奏楽部の当時の顧問であった田川伸一郎先生より委嘱を頂き作曲しました。

『ノアの方舟』とは、旧約聖書「創世記」に出てくる、大洪水にまつわる物語です。
時は紀元前3000年。
地上に増えた人間が悪さを行うのを見た神は、これを洪水で滅ぼすと'神に従う無垢な人'であるノアに告げました。
ノアは大きな方舟を作り、家族とその妻子、すべての動物のつがいを乗せました。
しかし、忠告に従わなかったすべての生き物は、その洪水で滅びました。
大洪水は40日40夜続き、150日間神の怒りのごとく勢いを失うことはありませんでした。
ようやく水がひいた後、神は方舟から出たノアとその息子達を祝福し、このような大洪水を二度と起こさないことを誓います。
その証に、空に大きな虹をかけました。
ノアとその子孫、生き延びた動物達による新しい世界が作られ、この虹を渡り今へとつながっているのでしょう…

神がノアにお告げをする場面、洪水の場面、空に架かる大きな虹に希望を抱く場面の3つに明確に分かれているので、それぞれの部分をどう表現するかが演奏のポイントになります。
各部の情景を思い浮かべながら演奏するようこころがけてください。
(樽屋雅徳)
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