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ひとつの優しさではないでしょうか。
この作品の演奏に殊更求められるのは、ある種の深い共感であると言えます。
【楽曲解説】
この作品は、2011年5月に作曲した巴烏(Bawu, バーウー)とピアノのための作品です。同年6月、関西現代音楽交流協会「第41回現代音楽作品の夕べ」にて巴烏自演で初演されました。後述するように、2011年3月11日の東日本大震災後に作曲した初めての作品でもあります。 当時、この作品を書いた経緯や心境を、(今から思えば、幸運にも)Twitterに記録していましたので、編集して以下にご紹介します。
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“実は震災が起こってからしばらく曲が書けなくなりました。何を創ったらいいかわからなくなりました。これまでと今後の創作について批判的に検証する日々がありました。本来今回の発表(注:関西現代音楽交流協会での初演)の為に練っていた作曲プランは精神的に進めていけなくなり、作曲、演奏に於ける技巧性や華美な演出や構築美を施す気が起こらなくなりました。かといって、ドラマティックに、或いは神妙に生命性を表明するのにも、説得力が奪われました。 現実に思いを馳せる。一人一人がこの世の果てまで追いやられ打ちひしがれるように、しかしそれでもやることは同じ、一歩一歩歩いて行くだけ。一つ一つ生命を積み重ねるだけ。現実の極めて地味な生命活動を、被災地の方々を通して再認識し、等身大の生き様と静かな美を深く感じたのです。 そして、そこに石積みの行を想起しました。世界中に石の造形文化や石積みの文化は点在しますが、震災のこともあり、ここでは特に東北青森、恐山の石積みのイメージがあります。
また、震災当時私は台湾で自作曲を巴烏で演奏する公演に参加しており、そのリハーサル直後に震災の知らせを受けました。このことから、震災にリアルタイムに直面しなかった私にとっての「震災体験」には、巴烏、或いは「巴烏を吹く私」自身が深く刻まれています。故に今回は、自ら巴烏を演奏することが今回の「石積み」には欠かせない要素になると考えました。
「石積みの歌」は、私自身が受けたあらゆる意味での震災体験を通した、私にとって初めての「震災後」の作品です。”
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今回の出版に際し、任意のソロ楽器での演奏を想定した楽譜になっていますが、この経緯は演奏される上でお知りおきいただいて良いことかと思います。また、巴烏という楽器は、竹製の胴部と銅板リードが織りなす郷愁的な音色が最大の魅力ですが、一方で音域や音量には制限が大きく、この曲の音域や音量にそのまま影響しています。演奏されるソロ楽器のポテンシャルによっては、オクターブ移動するなど、読み替えて演奏していただいても問題ございません。 ピアノは特定の音程関係を基本にして響きを積み、巴烏はピアノの音構造とは全く別にペンタトニックで歌を歌います。それぞれの生命がそれらを全うしながら調和することを目指しました。 最後に、初演当時のプログラムに記した以下の短い解説が、何らかのヒントになればと思います。
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“只管石を積む。やがて崩れることを恐れず、何を形成する事も目指さず、石を積む。それが生きることの、生きていることの、生きてきたことの証明のように。”(朴 守賢)