• 「ザ・コーストガード・バンド」レコード芸術誌特選盤!

    Date: 2009.07.02 | Category: NEWS! | Tags:

    レコード芸術7月号で、5月20日に発売されたCD「ザ・コーストガード・バンド」が特選盤に選ばれました!

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    昨年11月に初来日をはたした米国コーストガード音楽隊と海上保安庁音楽隊の単独演奏、そして両隊の合同演奏が収録されたライブアルバムです。

    この夢の初来日はたいへん話題になり、各誌で大きく取り上げられたのは記憶に新しいかと思います。海上保安制度創設60周年を記念して行われた貴重なコンサートがCD化されたことは、まさにミラクル。そして大きな評価を頂き大変嬉しく思います。

    ここで少しだけ内容をご紹介しましょう。

    1~6曲目は米国コーストガード音楽隊が演奏。どの曲もバランスがよく丹念に取り組まれていており、爽快感溢れています。ケネス・メーガン氏の指揮が冴え渡り、ヴィヴィッドなサウンドが伝わってきます。コミック・オペレッタ「キャンディード」では、ソプラノ歌手のリサ・ウィリアムソンが芯のある美しい歌声を披露。コンサートをさらに華やかなものにしています。また、日本でもよく演奏される超難曲「ハリソンの夢」は完成度が高く、とてもライヴディスクとは思えません。
    そして、全国リリースが初となる海上保安庁音楽隊の演奏(7,8曲目)も必聴。米国コーストガード音楽隊に負けず劣らず、見事なサウンドを聴かせてくれます。特にスパークの「カレイドスコープ」は、力強く厚い響きを表現し、臨場感に満ちた作品に仕上がっています。
    合同演奏(9~11曲目)もあり、非常に盛り沢山で楽しめる一枚です。

    特選盤に選ばれたことを記念し、海上保安庁音楽隊よりコメントを頂きました。
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    2008年11月、海上保安制度創設60周年演奏会として実現した米国コーストガード音楽隊との共演は、海上保安庁音楽隊発足当時からの我々の夢でした。
    海を越えた絆、音楽への情熱、海上保安という使命と誇り。
    共に舞台に立つ感激と友情に溢れた演奏は、満場の聴衆を深く魅了しました。
    彼らの素晴らしい演奏と温かい思い出に満ちたCDが、多くの方々に印象深いものとなれば幸いです。

    前第9代音楽隊長 馬渕 巖

    プロフェッショナルの音楽家により構成される米国コーストガード音楽隊と、通常の海上保安業務を行いつつ演奏活動をしている海上保安庁音楽隊、この二つの音楽隊の合同演奏会で相互の指揮者、隊員たちが同じ音楽感で演奏できたことが大変貴重で大いに誇れることであり、この模様を収録したCDがレコード芸術誌において高く評価されたことは、我々演奏者と日頃私たちを支えてくれている人々にとっても大きな誇りと喜びとなった。

    海上保安庁音楽隊技術顧問 稲垣征夫
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    是非、レコード芸術7月号の掲載記事をお読みになりCDを聴いてみてください。さらにアルバムを楽しめること間違いありません。
    特選盤に輝いたCD「ザ・コーストガード・バンド」、自信をもってお薦めします!

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    レコード芸術誌 特選盤
    「ザ・コーストガード・バンド」
    2,800円(税込) CACG-0133